スカーレットの心のつぶやき
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2007年08月05日(日) 時を越えて

昨日は、昔、私が子ども時代に過ごした

「東拓川町」に住んでいた人たちが

約50年ぶりに集まって楽しい時間を過ごすことが出来た。

私が生まれ小学校まで住んでいた所は

戦後、家のない人たちにとってとても有難い

県営住宅だった。

石手川の土手に建てられた住宅は所謂長屋で

三畳と四畳半の二部屋しかない狭い家だった。

でも、住む家があるだけ有難く、私の祖母が抽選で当たったと聞いている。

そこに住む人たちはお互いに似たような境遇の人たちだったし

連帯感はとても強かった。

隣近所は助け合い、労わりあって暮らしていた。

今では考えられない生活だ。

おかずを上げたりもらったり、

調味料の貸し借りは日常のことだった。

そこで生まれ育った私は

近所の友人たちと遅くまで外で遊んでいたし

裏の川で魚を取り、いかだに乗って夏を過ごした。

そんな思い出のいっぱい詰まった子どもの頃、

昨日は11人集まって思い出話に花を咲かせた。

タイムマシンに乗って50年前に行ったような

まるで時を越えて友人たちとつながった気がした。

もう皆50歳を超えるいい大人になったのに

話すことは昔の子ども時代のことばかり・・

笑いと涙の混じった時を過ごしたあの時代は

私たちにとってとても大切な時になっている。

2時間はあっという間に過ぎた。

今度は昨日来れなかった人たちにも集まってもらい

忘年会をしようという話になっている。

皆で撮った写真をプリントアウトしながら

私の心は熱くなり胸がいっぱいになっている。


スカーレット