スカーレットの心のつぶやき
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昨日は、親友と久しぶりに会って
お昼をバイキングで楽しんだ。
バイキングの魅力は
自分が好きな料理を好きなだけ食べることが出来る点にある。
最近はホテルの朝食もバイキング方式になっていることが多いが
これはホテル側も客の側も都合の良い方法だと思う。
数年前まで毎年お正月旅行に行っていたが
その時のホテルの朝はいつもバイキングだった。
父はこのバイキング料理を自分で取りに行くのが苦手な人だった。
だから、いつも私に適当に取って来てと頼むのだ。
私は自分自身と父と二人分のお皿を持って取りに行く。
父の好みは分かっているから
これなら食べるだろうと思う料理を適当に運んだものだ。
お皿にいっぱい取ってくると機嫌が悪い。
だから、少なめに取ってくる。
父は一目見て顔をしかめることがあった。
私は内心ムカッとするが我慢我慢・・・
でも、食わず嫌いの父は食べてみると案外美味しいといって
また取ってきて欲しいと私に頼む。
私は「自分で取ったら?」と言いながらも
食べるのを休んで父の料理を取りに行くのだ。
父は痩せているのに元気な頃はよく食べていた。
私の倍以上食べていたな・・・
昨日、親友とバイキングを食べながらふと父のことを思い出した。
最後に小さなケーキを食べ、
ミルクを入れた紅茶を飲みながら、
なんだか胸がキュンとなった。
でも、勿論顔には出さなかったから
親友は気づいてないだろう。
スカーレット
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