スカーレットの心のつぶやき
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昨日は晴天で気持ちの良い一日だった。
家に居るのも勿体無いような気がして
母を誘って「七折れ梅祭り」に行ってきた。
去年は夫と二人で行ったが
まだ梅も三分咲きでちらほらと咲く程度だった。
今年は暖冬のお陰で梅の花も随分早くから咲いたらしい。
山の上まで白とピンクの梅の花でいっっぱいだった。
母は腰が悪いので坂道は心配だ。
でも、買い物に使う車を押してゆっくりと山道を登って行った。
道の両側に広がる梅園、
青い空と白やピンクの梅の花、
まるで絵に描いたような景色が広がる。
母は「こんなに綺麗な梅は初めて見た」と言った。
その言葉を聞いて連れてきて良かったと思った。
母の背は丸く歩く足取りもおぼつかない。
一枚の写真の左隅に
母が車を押して坂道を歩く姿が写っていた。
元気そうな母だがこの背中を見るとせつなくらい
弱弱しさを感じる。
母とこうして出かけることも段々と少なくなるのだろう。
そして母との思い出作りも減るに違いない。
今、母がまだ元気なうちに
色んなところへ一緒に行こう。
そして、母の後ろ姿を目に焼き付けておこう。
母が買ってくれた梅ジュースと梅大福餅、
甘酸っぱい母の味だった。
スカーレット
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