スカーレットの心のつぶやき
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2006年09月04日(月) 極楽と地獄

昨日は母方の祖母の五十回忌が催された。

法要も五十回忌ともなれば

悲しいというよりはおめでたいという感じがする。

そして普段は顔を合わすことのない親戚同士が

再会を喜び近況を話し合う場になる。

昨日も法要が終わるとフランス料理を食べに行き

そこでは故人の話とお互いの話に明け暮れた。

まあこれでいいのかもしれない。

ところで、昨日の法要で住職さんが面白い話をしてくれた。

それは「極楽と地獄」という話だ。

付け加えると「天国」という言葉はキリスト教でなければ

使ってはいけないらしい。

仏教では極楽と言うべきだと言っていた。

誰でも極楽へ行きたいと願う。

極楽も地獄もどちらも似たようなものだそうな。

極楽を覗いた人が言うには、

皆がテーブルに向って座り

フランス料理を食べていたそうな。

でも、フォークとナイフがとてつもなく長い。

自分が食べるにが難しいから

反対側に座った人とお互いに

ナイフとフォークを使って食べさせてあげていた。

地獄を覗きに行ってみたら

やはりテーブルの上にはご馳走が並び、

長いフォークとナイフで食事をしているのは

極楽と同じなのだが、

お互いに仲良く食べさせてあげるのではなく

その長いフォークとナイフで

自分のものだ、お前のものではないと大声で叫びながら

われ先に食べようとしている。

しかし、結局その長さ故、

自分の口に入ることはなく

ぼろぼろとこぼしていたという。

これが地獄だそうな。

なるほど!と思った。

極楽へ行きたいと願うならば

利己主義者にはならず

人のため世のために生きなきゃならない。

さて、私は極楽へ行けるかな・・・


スカーレット