スカーレットの心のつぶやき
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2006年08月08日(火) 帰ってきた父

昨日起こったことは

普通なら笑って済ますことだ。

私は霊がそこに見えるなどと言う

霊能者を正直信じていなかった。

私には見えないものが

何故彼らには見えるのか?

そして死者の霊と交信できるなんて話を

馬鹿馬鹿しいと思っていた。

でも、昨日私が体験したことは

本当に事実だし信じている。

昨日、父の新盆のために

父の第二の就職で一緒に働いていた

女性三人が実家に来てくれた。

父との思いで話を始めた途端

「カタカタカタ」という音が

リビングのドアの向こうで聞こえた。

私たちは一斉にドアの方を振り返ったけれど

ドアはちゃんと閉まっている。

念のため家中のドアを調べに行ったが

全て閉じられていた。

それはまるでいつも父が居た二階から

父が降りてきたような

そんな音だった。

父は今お盆で家に戻っている。

だから父の懐かしい友人が来てくれて

父の話をしていたから嬉しくて

話の輪に入りたかったのだろう。

それから二時間

父の思い出話に花が咲き

とても楽しい時間を過ごすことができた。

「父ちゃん良かったね」

私は父の遺影に向ってつぶやいた。


スカーレット