スカーレットの心のつぶやき
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2006年05月10日(水) 点滴の力


父の具合が悪くなりこのままでは

食欲も落ちて体力的にも心配になったのが

今年の二月の末だった。

そして三月の初め頃から

毎日点滴をしてもらうことにして二ヶ月になる。

父の機嫌が悪いときは

父の病気がそうさせていると思えば少々のことも辛抱できる。

でも、時には父の我がままに腹が立つこともあった。

いくら「食べて」とか「飲んで」とか言っても

父は「ほしくない」の一言。

母は母で一生懸命に料理を作っている。

その母の姿を見ているから

少しでも父が食べてくれたらいいのにと思っていた。

でも、点滴をし始めて数日してから

少しは食べられるようになった。

先生が「食欲が出て食べることが出来るための土台作りです」

と言って始めた点滴だが

本当に最近の父を見ていると

点滴の力ってすごいと思うようになった。

今は父の点滴は毎日ではなく

月・水・金の週三回になった。

連休中は点滴に行けず父自身もしんどかったと言う。

でも、昨日久しぶりに点滴をしたもらった途端、

しんどくないと言ったのには驚いた。

父は八月の末に85歳になる。

せめて誕生日までは今の状態で居てほしい。

父や母という存在は

たとえ目が見えなくても

居てくれるだけで嬉しいものだ。

父や母が現状維持を続けてくれることが

姉も私も最高の望みだ。

しばらくは今のまま週三回の点滴を続けることになった。

それにしても薬って効けば効くものだ。


スカーレット