スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
私の好きなこと。
お天気の良い日に、一人で車を走らせること。
何ものにもしばられず、心が自由で居られる。
思い出の中に生きることが出来る。
好きなショパンを聞きながら走っていると
嫌なことなど何もなかったような気になる。
直線道路で思いっきりアクセルを踏むと、
次第に心が高揚してくる。
人を乗せているときには絶対にスピードは出さないようにしている。
でも、空いた真っ直ぐに延びた道を走る時は
ついついスピードを出してしまう。
車に乗るとその人の性格が出ると言う。
慎重な運転をしているつもりだが
時にこうして思いっきりスピードを出してみたいと思うのは
私の心の中の一面なのかもしれない。
誰でも二面性を持っている。
私の中にも真面目で几帳面で優しい私と
それを壊そうとする自分勝手な私が存在するのかもしれない。
夜、お風呂に入り化粧を落とし、
台所も綺麗に片付けた後、
好きな本を読みながら
暖かいココアを飲む。
この僅かなひと時がたまらなく良い。
夫や娘が側に居ると落ち着かない。
一人でないと駄目だ。
一人で色んなことを思い浮かべながら
好きな本の世界に入っていける。
落ち着く。
ああ〜生きていて良かった・・と思う。
この十数年つけている日記、
今は五年日記になっているその日記を
数年前に遡って読み返すこと。
これって本当に楽しい。
この二三年の私の心のページの中にいつも出てくる人。
それは私にとって一番の思い出の人だ。
楽しかったことや悲しかったこと、
それらを皆今は懐かしく感じる。
一年前の今日、あの人に会っていた。
二年前の今日電話で話していた。
今年はこうしてあの人との思い出を辿っている。
私の中で終わらそうと思いながらまだ存在している人のことを
思うことを誰にも邪魔されないひと時だ。
日記は私の歴史でもある。
何気ない日々の連続の中で
私が光輝いていたあの一瞬を今こうして蘇らせることが出来る。
来年からまた新しい五年日記になる。
もうあの人のことは書けない。
否、また何か書くような気もする。
でも、涙は見せないつもりだ。
私の好きなことって他愛も無いことだ。
こうして書いてみてつくづく思う。
そして、その他愛も無いことが
今の私と未来の私を元気付けてくれる。
一人でぶらぶらウィンドーショッピングをすること。
買う目的はなくてお金もないけれど
ぶらぶらと似合いそうな服を試着して心を遊ばすことが好きだ。
黒い色の服ばかり目について
持っている服も全部と言って良いくらい黒ばかり。
何の変哲もないシンプルなもの、
でも、流行をちょっとだけ取り入れたものが好き。
人の目を気にせず
自分だけの世界に入ることが出来る。
ちょっとだけ幸せ気分を味わえる。
私の好きなことって
お金のかからない
それでいて心を自由に出来る空間に存在するのだと
こうして書いてみて初めて気付いた。
結局心の自由が一番好きなことなのかもしれない。
スカーレット
|