スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
何か一つの信念を持って取り組むということをしたことがない。
小さい頃からそうだった。
何かをするときは一生懸命にするのだけれど、
それは信念に基づいてしていたのではないように思う。
私が何かするときは
必ず義務感を伴っていた。
義務感でやるのと
確固たる信念を持ってやるのとでは
自ずから結果は違って来る。
田辺昇一さんは次のように言っている。
「信念とは、潜在意識と顕在意識の両方に明確に焼きついた映像である。 無意識に働きかける、暗示と、意志と、
理性の力を総動員したものでなければならない、
信念は必ず人を動かす。」と。
やはり信念というものはあやふやなものではなく、
意識の中で明確にされたものであり、
簡単に諦めることができるようなものではないということだ。
私は本当に情けない。
あれほどやろうと思って始めた
ヴァイオリンも父の入院をきっかけに休んでしまった。
一度休むとなかなか再開する気が出ない。
頭では分かっていても、
心の中でしっかりとした意思が出てこないのだ。
折角買ったヴァイオリンが泣いてると思う。
ヴァイオリンだけではなく、
他のことでも本当に意志が弱い。
やる気はあっても
考えて無理だと思ったら挑戦するという気持が
なかなか出てこないのだ。
いつも楽な方に逃げている。
自分が傷つきたくないからかもしれない。
落ち込むのがいやだからかもしれない。
自分の無力さを痛感するのが嫌だからかもしれない。
どちらにせよ、私の中には信念というような
固く決めたものが存在しないのだ。
こんなことでは娘に偉そうなことは言えないな・・
他人には勿論のことだ。
自分自身が信念を持って生きてないのだから、
人様や娘にも何もいうことは出来ない。
何か一つでいい、
信念を持って取り組むことがあれば良いなと思う。
私の知人に
五年後にはショパンのバラードを必ず弾けるようになるのだという
固い信念を持って日々の忙しさの中でも
練習する時間を作って弾いている人が居る。
彼の信念の数分の一でも良いから
私も持って何かに挑戦してみたいと思う。
でも、やはり私のように意志の弱い人間には無理なのだろうな。
ああ〜情けない・・
スカーレット
|