スカーレットの心のつぶやき
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2004年09月23日(木) My memory

私は強いようで、本当に弱い。

何かあると直ぐに気持が挫けそうになる。

今年に入って始めたヴァイオリン、

8ヶ月が過ぎたというのに、

一向に上達しない。

レッスン日記を始めて張り切っていたのに、

途中で何度も投げ出しそうになった。

昨日も練習の後、

左肩が物凄く凝ってしまい、

私の弱い歯に来てしまった。

左の上の奥歯の親知らずが痛み始め、

歯茎が腫れて出血し始めた。

食事もろくにとれなくなってしまった。

今までの私はこうなると、練習を止めてしまうのだが、

今回は2,3日様子をみながらまたやってみようと思っている。

ある人に言われた言葉が頭をよぎる。

「ヴァイオリンの曲を聞いていて、ああ〜こんな曲を絶対に自分で弾きた

いと思う曲があるだろう?

その曲が難しいかどうかは関係なく、

もし自分だったら、それを目的にして時間の許す限り練習をする」と。

なるほど!

私にはこの「これを弾きたい!」と思う気持ちが足りなかったのだ。

何となく、この曲を弾きたいという気持ちはあったが、

それは彼が言う気持ちと比べたら雲泥の差だ。

彼は独学でピアノを弾いている。

それも仕事をしながら、忙しい時間を割いて練習している。

彼が始めて弾きたいと思った曲は

ベートーベンの月光だったらしい。

音大生が卒業の時に弾きたいと思う曲だとか。

その難しい曲を彼は3年かかって自分のものにしたという。

今はショパンの革命を練習しているはず。

あの左手の練習曲だとさえ言われる革命は

物凄く指使いの速い曲だ。

彼は昔私に言ってくれた。

「同じ一小節を繰り返し繰り返し、弾けるまで何度も弾くのだ」と。

私にはこの努力が足らない。

ピアノなら2時間が限度だ。

そして、ヴァイオリンなら1時間。

こんなものでは弾けるようになるはずはない。

目標を高く持ち、

夢で終わらせるのではなく、実現したいと願うなら、

頑張らなくちゃ!

決して諦めないで、投げないで!

今、私には弾きたいヴァイオリンの曲が一つある。

それは冬のソナタの中に流れる「My memory」

本当に美しい曲、心が癒される曲だ。

運転中に繰り返し繰り返し聞いている曲だ。

この「My memory」を弾くことが私の夢。

人は笑うかもしれないが、

彼の言うように、

私自身の夢を現実のものするためにも弾きたいと思う。

決して人のために弾くのではない。

自分自身のために弾くのだ。

でも、ほんのちょとだけ、

こんな風に思う私が居ることも確かだ。

もう、今では彼のピアノを聴くこともない私だけれど、

いつか・・

本当にいつか・・・

彼に私の「My memory」を聴いてもらうことができたら

どんなに良いだろう・・・

これこそ、私の人生の中で一番の思い出になることだと思う。

まさに私の唯一の「マイ メモリー」になるはず。

何年かかるか分からないけれど、

私はこの「My memory」を弾けるようになりたい。


スカーレット