スカーレットの心のつぶやき
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2004年08月16日(月)

昔から「目は口ほどにものを言い」や

「目が話している」、

「目を見ればわかる」というような言葉がある。

私は人と話すときは必ず相手の目を見て話すことにしている。

相手によれば、同じように私の目を見て話をしてくれる人も居るが、

反対に目を伏せたり、視線をほかに向けて話す人も居る。

相手の目を見て話していると、

その人が何を考えているか?

何を言おうとしているか?がわかる。

いくら饒舌に喋ってもその人の目を見れば、

真実のことを言っているか、

それともただ口先だけのことを話しているかも分かる気がする。

それほど目は大きな意味を持っているように思う。

よく映画のワンシーンで、恋人同士が見つめ合うときがある。

そのときはお互い何も言わずただ相手の目を見つめ合っている。

そんなシーンを眺めていると、

何故かとてもステキに思えることがある。

私にも一度だけそんな経験がある。

昔昔の話しだけれど、

当時付き合っていた人と二人きりになった。

お互いに好きだと言う気持ちを伝えていなかった。

そして会って少し時間が経った時、

急に二人とも黙ってしまった。

その沈黙の時間は決して気まずいものではなく、

寧ろ相手の気持が手に取るように分かるから、

何も言えず、

また言わず、

見つめ合っていたのだと思う。

二人の間には言葉なんて要らないと思っていた私たちだった。

言葉に出すよりも、

その人の内面を語ることができるのが目だと思う。

上手い役者は台詞のない場面でも、

目が語っていると感じるときがある。

目で表現できている。

そしてそんな人の目はヘタな台詞よりも素晴らしい。

寡黙な人にじっと見つめられたら、

私はきっとまいってしまうだろう。

それほど、目には力と魅力があるのだ。

私の夫は無口な人だから

目を見つめてくれれば良いのに、

残念ながら目でも話しをしてくれない。

でも、私はこれからも夫の目を見つめて話していこうと思う。


スカーレット