スカーレットの心のつぶやき
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2003年08月27日(水) 老い

私の父は今月31日で82歳、母はすでに82歳になる。

父は80歳まで働き通した。

警察官を定年退職した後も第二の就職をして働き通してきた。

そして母はそんな父を支えて家を守り姉と私を育ててきた。

そんな両親も最近は記憶力が落ち、耳は遠くなり理解する力も少しずつ減ってきているように感じる。

体力が低下するだけではなくて、頭、つまり脳の低下も来ている気がする。

こんなことを言っていると父はきっと怒るだろう。

今日も電車で芝居を見に出かけて行った。

母は先日一緒に日帰り旅行をしたが、やはり足腰の弱いのがとても気になった。

母はこの夏の暑さの中も、自分自身に気合をかけながら頑張っている。

整形外科へ物療に通っているのだが、私を頼ることをせずに毎日往復1時間の道を歩いている。

そんな母も時には「行きたくないな」と思うそうだ。

でも「頑張るぞ」と自分自身に言い聞かせながら歩くらしい。

父は警官という仕事柄若いときから歩いているので今も若い人と同じように歩く。

否、若い人以上かもしれない。

でも、そんな両親もこの頃は物忘れや理解力の低下が著しい。

父よりは母の方がしっかりしていて、
記憶も思考も勝っていると思っていたが、先日はつい声を大きくして母に言ってしまった。

「さっき話したのに覚えてないの!」と。

後でしまったと思ったが言ってしまった事は消すこともできない。

母の気持を考えると反省するばかりだった。

「子供怒るな来た道だから年寄り笑うな行く道だから」という言葉がある。

私は今はまだ若いがいずれは母と同じ年齢になるのは確かだ。

両親を嫌だなあとは思わないようにしよう。

父の物忘れも頑固さも母の思い違いも全て私に起こり得ることかもしれない。

もう少し年寄りの気持になって考えるべきだと反省の日々である。


スカーレット