スカーレットの心のつぶやき
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私の家の駐車場の隣のマンションの入り口に、 このマンションの管理者が植えた オシロイバナが今咲き乱れている。
色は濃いピンク、白色、黄色と様々だ。
このオシロイバナを見るたびに、昔遊んだ小さい頃のことを思い出す。
今からもう40年以上も前のことだから、 記憶ははっきりせず、 まるでセピア色になった写真を見ているような、 そんな記憶しかない。
女の子はよくままごと遊びをする。
自分たちの周りにあるものを取ってきて、 ご飯を作る「ごっこ遊び」をしたものだ。
この「オシロイバナ」の花が咲いた後にできる黒い種子を割ると 中からおしろいのような白い粉が詰まっていて、 それを手や足に塗って遊んだものだ。
子どもの頃の懐かしい夏の日の思い出だ。
オシロイバナの英名は「Four o’clock」と言うそうだ。
オシロイバナは、夏の夕方4じ頃に花開くのでこの英名がついたらしい。
別名は「ゆうげしょう」という。
漢字で書くと「夕化粧」と書く。
夕方ほの白く咲くことから付いた名前だ。
色は、赤、白、ピンク、黄色など色々な色の花が咲く。
そして清楚な感じのする花は、まるでゆかた姿の少女のような清純さを呼び起こす。
このオシロイバナを見ていると、昔を思い出し胸が何となく切なくなってくる。
オシロイバナを絵手紙に描こうと思い 隣のフェンス越しに3つほどの花をもらって 水を入れた小さなコップに挿していたのだけれど、 いざ描こうと思った時には、もう枯れていたのには驚いた。
切花には向かない花なのだとわかった。
今年はまだ描いていないので、 上手く花が開いて居る時を見つけて描いてみようと思っている。
オシロイバナは押し花には良いのかもしれない。
押し花にして額に飾っていたのを見たことがある。
夏の日の私の思い出の胸の中に、今もオシロイバナは咲いている。
スカーレット
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