スカーレットの心のつぶやき
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昔からの言葉に「親孝行したい時に親はなし」という言葉がある。
先日母と行った教会で管長先生がこんな話をしてくれた。
先生のお父上が教祖なのだが、 その教祖に「お前には親孝行の気持があるから、生かせてやろう」 といわれたそうで、その言葉の通り、 戦争の時にも戦地へ行くこともなく終戦になり命拾いをしたこと。
又今年85歳になられるのだけれど、 胃の摘出手術をして、肺炎で危なかったのに 今はこうしてお陰を戴いて、教会の用をさせてもらえているということ。
親は孝行をしてほしくて子供に愛情をかけるのではない。
でも、子供は親に対しては 自分をこうして生み育ててくれたことを感謝しなければならないと。
色んな話の中で、私はうなずくことがいっぱいあった。
私は先天性の心臓病を持ち生まれてきた。
母は今もその責任を感じているらしい。
そんなことはないといくら言っても、 親として子にすまないと思う気持は 完全に消えることはないのかもしれない。
私は本当に両親には心配のかけ通しの人生を歩いてきた。
母の私への無償の愛の前にはどんな愛も存在はできないと思う。
そんな母へ今私がしていることなんて、 到底届くはずのないものである。
でも、私は、母が生きているときに 私のできうる限りのことをしてあげたいと思っている。
経済的なことではない。
母の心の支えになってあげたい。
母が私を産んでよかったと思えるようにしてあげたい。
そして母に、「私をこの世に産んでくれて有難う」と心からお礼を言いたい。
後何年一緒に居られるか分からないけれど、 私が母に「あれをしてあげれば良かった」と 後悔しないように、精一杯の親孝行をしたいと思う。
母にとって私の親孝行は、私が元気で居ることだそうだ。
私は自分の体を大事にして 母に心配をかけないようにしたいと心から思っている。
「親孝行したい時に親はなし」と思わないようにしたいと思う。
スカーレット
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