スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次過去未来


2003年03月09日(日) 今を生きる

誰でも昔のことを懐かしみ、思い出すことはあると思う。

私も、昔の楽しかった思い出に浸っている時がある。

何故かな?

今までにいろんなことがあったのに、辛く苦しいことは
思い出しても前の辛さや苦しみではないのに気づく。

確かに辛く苦しいことであったのは事実、
でも、思い出すとその時と同じ辛さや苦しさを感じない。

反対に楽しかった思い出を思い出すと、
その時に感じた楽しさや幸福感の何倍もの
嬉しさになっているのだ。

初めて好きな人と会ってデートしたこと、
彼と彼女の関係になって、
初めてのキスをした時の恥ずかしさと嬉しさが
今思うとあの時の100倍くらい楽しくなってくる。

どうしてだろう?

きっと神様が苦しいことは忘れさせてくれているのだろう。

そして、楽しかった思い出は今に繋げることができるように
昔以上の楽しさにしてくれているのかもしれない。

こういう風に考えていると、私が経験した様々な思いは
今の私という存在にしっかりと繋がっているのだと
つくづく思う。

人は過去には戻れない。

どんなに偉い人でも、お金持ちでも、名声のある人でも
過去に戻ることはできない。

「バック・ツー・ザ・フューチャー」という映画のように
過去に戻ることができるのは無理だ。

そして、未来へ行くこともできない。

結局人は今というこの一瞬にしか生きていないのだと
いうことができる。

こうして書いていても、この今打っている字が画面に
出るとそれは過去になる。

そして、過去と今がこれからの未来に繋がっているのだ。

母が良く言っていた「今日を無事に過ごすことが一番、今日が
無事に過ごすことが出来ればそれで良い」の言葉の意味が
分ってきた。

今日と言う日は明日になれば過去になる。

だからこそ、今日を大事に生きるということが明日への一歩としての
大事な意味を持っているのだ。

済んだことをくよくよしていても仕方ないと思うのも
済んだことはどうすることもできないからである。

もしやり直しがきくなら、人はこれほど今を大事に
しては生きていかないだろう。

やり直しがきく人生なら、失敗もやり直せて良いように
思うけれど、
いつでも過去をやり直すことが出来るという
安心感のために、
今、この現在を懸命に生きることの意味が
なくなってしまう。

今を生きることの大切さ、それは人が過去に戻れないと
いうことから生まれるのだ。

そして、今を大事に生きることは目の前にある未来を
作ることだ。

私はいつも振り返ることばかりしてきた。

嫌だったことや、辛かったことに心を捉われていて
その捉われで自分自身を苦しめてきていた。

二重三重の苦しみに自分を置いてきていた。

でも、

でも、

でも・・・

自分を楽にしようと思うなら
もう、済んだことに拘らなくしないと、
やり直せないことに捉われないようにしないといけない。

数日来のあの胃の痛みも今この一瞬へ繋がっていたのだと思う。

あの痛みはもう過去のこと。

今、あの痛みを感じないと言うことは今が未来へと
繋がって未来は痛くないということなのだ。

あの痛みを辛抱し、きちんと受け止めてやることが
できたから、今があるんだと思う。

もう振り返るのはやめよう!!

自分の未来に向かって今を大事にして行こう!

今を生きていくんだ!!


スカーレット