2006年09月25日(月)
久しぶりのレイトショーは「フラガール」。 期待はほとんどしていなかった。予告編も観ていない。 シンクロ、ブラバンときて今度はフランダンスかよという思いも正直あった。 しかも方言。「そったら夢みたいな話、あるわけねーべ」
などと言いつつ、まんまと涙させられてしまうぼくは、たぶん単純なのだろう。 さすがにあざとく泣かせにくる場面にやられたりはしないが、 最後のダンスシーンはやはりぐっときてしまうのだ。
「ウォーターボーイズ」なら「あなたのとりこ」が流れるシーン。 「スウィングガールズ」なら「シング・シング・シング」。 あれと同じだ。圧巻だ。ぼくの目は蒼井優のタヒチアンダンスに釘付けだ。 ぼくばかりでなく、たぶんおそらく誰の目も。
もう一度観に行ってしまいそうな気がする。 DVDが出たら買ってしまいそうな気だってする。 というか、出るはるか以前から予約してしまいそうな。
今年になって17本だか18本だかの映画をぼくは劇場で観てきたが、 そのベスト3のランキングが入れ替わったのをじわりと感じる夜の帰り道だった。
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