2001年12月25日(火)
テレビから流れてきた曲に、妻もぼくも「お?」となった。 いい曲だった。
ちょっといい曲じゃんと言いながら、ふたりして「え?」となった。 知っている曲だった。
知ってるよな、なんで知ってんだろと言いながら、妻もぼくもて「ん?」となった。 うちにそのCDがあることを思い出したのだ。
あるよな、確かにうちにあるよなと言いながら、ふたりして「は?」となった。 誰のなんという曲なのかが出てこないのであった。
やがて妻が言った。「ほら、ジャネット・リンに似た名前の人」。誰だ、それは。 とか言いながら、次の瞬間にぼくは思い出していた。「ヴァネッサ・メイ! ビンゴ!」。
注目すべきことは、ジャネット・リンとヴァネッサ・メイは似た名前だと ぼくも妻も認識していたということである。 なにが似ているかというと、拗促音の位置と字数だ。
しかし、日本人だとこうはいかない。 拗促音を含む名前が限られてくるからだ。 この場合、ヴァネッサ・メイは日本人でなくてよかったというべきだろう。
で、問題の曲は、「コントラダンツァ」といった。 もともと覚えてもいないタイトルを、思い出せるわけがないのであった。
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