母のタイムスリップ日記
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2014年04月20日(日) 母の案内を頼りに…


金曜日に弟に電話をした。
「危篤というわけではないがあまり良い状態ではない」と。
「土日来る来ないはそちらで判断してください」と。
結局弟たちは来なかったし電話もなかった。

来たからよしというものではない。
ただ「そういうものなんだな」と理解した。

昨夜は 一時間置きに目覚めた。
その都度体位を替えたりパットを替えた。

今朝は水すら飲まない。
飲みたくない 食べたくないのだと感じた。

様子を見ながら母の口が開く時に介助して飲んで貰った。
トイレで「大」排出できた。

夕方娘がやってきて手伝ってくれた。
何しろ頭を下げた姿勢で食べ物を口に運ぶのは難しい。
起きている姿勢のところまで頭を起こして母の口が開くのを待って介助。
母は頭を下げようとするので支えるだけでも力が必要だ。

粘りのある状態のものには口を開かない。
母の口にしやすいものを口に運んだ。
ヨーグルトとほうじ茶ゼリーが中心になった。
それとて量は少ない。

午前中1人であくせくとしている時在宅で看取られた方のお話がふと思い浮かんだ。
そうだ結局は1人だ。硬く強い気持ちではないが 一人でもいいのではないかと思った。

迷うことはあるが案内人の母を頼りに行こうと思う。
とにかく辛抱しんぼうだな。

周りには心を支えてくださる方がいるし…。
母の表情は熱もないので穏やかだ。
さすがに咳の出るときは苦しそうだが。

良い方に改善することを祈りつつ…だなぁ。


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