活字中毒のワタシの日記

2018年06月10日(日) 富永祥玲『はじめてでもよくわかる!四柱推命 』★★★★☆


富永祥玲『はじめてでもよくわかる!四柱推命 (説話社占い選書)

「こうして私は、初めてリアルに当たって心に響く四柱推命の鑑定と出会ったのです。」(p5)

運命的な出会いで四柱推命を学ぶことにしたものの、よい指導者に巡りあえず、しっくりこない日々を送っていた著者。ある日出会った鑑定家の鑑定に、不思議なくらい生きるのが楽になった、と。
師事し、習得したものを、わかりやすく紹介してくれたのがこの本。

参考まで。著者が学んだ師匠のブログ→『大石眞行の玄学ライフ

四柱推命とは何か。
命式はどうやった出したらいいのか。
出したものをどう解釈したらいいのか。

入門書としては、とても優れていると思います。
簡単にしすぎて役に立たないということもなく、わかる人だけわかればいいという高度なものでもなく、丁寧にわかりやすいようにと配慮して書かれていると思いました。

XXだから吉ですよ、みたいなこともなく、吉になる人もいれば凶となる人もいる。
バランスが本当に大事、ということが書かれているのも好感を持ちました。

命式を見る限り、恵まれているとは言えない方を鑑定した著書が、
相手の立派さに驚いた時の話。
「生まれ持った命や運も大変重要ですが、真面目で地に足をつけて生きようとしている人は巡りくる吉運期の小さなラッキーチャンスを逃さずに立派に生きることができるのだと感銘を受けました。」(p42)

変えられないものと変えられるものがあって、幸せになりたいなら、
変えられるものにエネルギーを注ぐこと。

結局自分次第だよね、というメッセージが心に響きました。

いいな、と思ったところ
1)命式の出し方に「恒気法」と「定気法」があると触れている
2)地方時差の修正の必要にも触れている
3)干合の説明がわかりやすい
4)蔵干の説明がわかりやすい(これまで読んだ本の中でベスト!)
5)大運、流年の解説も丁寧

図書館で借りたのですが、手元にあってもいいなと思ったのでこちらは購入。
四柱推命の蔵書、また一冊増えました。
今後のトトノエル鑑定に生かします。

自分でもそこそこわかるようになりたい、最初の一冊に適していると思います。

富永祥玲『はじめてでもよくわかる!四柱推命 (説話社占い選書)



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