| 2015年06月11日(木) |
大島伸洋『テニスが強くなりたいあなたに贈る100の法則』★★★☆☆ |
 大島伸洋『テニスが強くなりたいあなたに贈る100の法則』
こころに響いた個所。
「落ち着いた構えとは何か
「構え」とは「静」であることが重要視され、微動だにしないことが良いように思われているが、これは間違いである。 では、「静」ではないとはどういうことであろうか。 素早く動くことができるような、また無理なく力強い打球を行うことができるような身体的姿勢は、「静的な状態」ではなく、「動的に安定している状態」なのである。 つまり、適切な筋肉の緊張感とメンタル的な緊張感をあわせ持ちつつ、微妙に身体が動揺している状態が良い「構え」なのだ。」(p39)
不動ではなく微動。 生きているというのはそういうこと。 変化に対応しやすいのはそちら。
テニスだけではなく、思考や空間も同じ。 深いなあ、と思いました。
大島伸洋『テニスが強くなりたいあなたに贈る100の法則』
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