| 2012年03月15日(木) |
ウィリアム・グラッサー『ハッピーティーンエイジャー 10代の子どもをもつ家族が奇跡を起こす法』★★★★☆ |
 『 ハッピーティーンエイジャー 10代の子どもをもつ家族が奇跡を起こす法』
メモ。
「『私の所へ来る人は皆不幸せだが、ちょうど、皆君のようだよ。彼らがいうことは、自分の幸せは他人の誰かがすることによって決まると信じている。』」(p71)
「世の中は、不幸せな人で溢れている。不幸な人たちは『あの人が、私がして欲しいと思っていることをしてくれないので、私は幸せになれないのだ』と考えるのだね。」(p71)
自分の幸せは、誰が決めるのか。 自分が幸せになれるかどうか、なるかどうかは、誰が決めるのか。 誰が決められるのか。 いつ決められるのか。
それが、選択理論を学ぶことで、はっきりして、私は、楽になりました。
「私が使うのは『惨め、不幸(unhappy)』と『関係の欠如、孤独(disvonnected)』という用語である。問題を持つ子どもはまさに不幸せであり、大切な人との関係が断絶しているからだ。」(p145)
「あるイメージ写真を上質世界に保ち続ける重要な基準となるのは、そのイメージ写真を実現するのがどんなにむずかしくても、また、どんなに自分を傷つけるものであっても、その写真を上質世界に入れる選択をしたときに、その経験がどれだけ気分の良いものであったかということである。」(p156)
「『よくお考えになってください。私の話すことはすべて、もうお二人がすでに読まれてきたことばかりです。(略)ここまで言い続けてこられて、それでもなお、もう少しで説得できると本気でお考えですか』」(p171)
吟味。
「十代の子どもは弾力性のある、しかしデリケートな製作途上の作品である。彼らを愛し過ぎるということはない。愛されていると感じ、選択することを許され、成功を経験出来る場を与えられるとき、彼らがどんなに有益なことが出来るか、驚嘆させられ続けてきた。逆に、そのような場が与えられない時、彼らがどれだけ有害なことが出来るかということも、同様に大きな驚きである。」(カーリーンの手記より p260)
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