| 2011年10月18日(火) |
『脳に悪い7つの習慣』 |
『脳に悪い7つの習慣』
心に残ったところ。
脳のしくみ ・自己保存 ・統一・一貫性(p26)
「とくに子どもの場合、失敗したときに『こうすればよかったのに』と責めるようなことを言うと、罪悪感をもち、『自己保存』のクセが強くなって『言われたとおりにして失敗を避けよう』とばかり考えるようになってしまいます。こうなると、本来子どもがもっている脳のポテンシャルはまったく活かされなくなります。」(p88)
「自己報酬神経群を働かせるコツをまとめると、『目的と目標を明確にし』『ゴールを意識せず』『主体的に、自分がやってやるという意思をもって』『達成のしかたにこだわる』『目標の達成に向けて一気に駆け上がる』ーということになります。」(p91)
「くり返し考えること、そしてあらゆることを考えたつもりでも、『ひょっとしたら』と思ったら、手を抜かずに吟味すること。そのたゆまぬ検証と吟味のくり返しによって、すばらしい医師や看護師が育ち、脳低温療法といった画期的な療法も生まれたのです。」(p105)
「効率を追いかけてはいけないものとしてあげられるのが、学校教育です。子どもには、時間をかけてくり返し考える習慣をつけさせることが非常に重要なのですが、実際には効率的に点数を取ることに重点が置かれているようです。」(p106)
「子どもには効率を考えることではなく、『必要な無駄』があることを教えるべきであると思います。」(p106-107)
「この『知らない人にも論理的に説明できる』状態になって、初めて本の内容が『身についた』といえます。」(p112)
「たとえば、子どもに勉強を教えるときは、親や先生がその内容のおもしろさ、興味深さを感じ取ったうえで、説明をするときにおもしろそうに話をすべきです。」(p163)
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