| 2011年08月04日(木) |
ウィリアム グラッサー『警告!あなたの精神の健康を損なうおそれがありますので精神科には注意しましょう』 |
 ウィリアム グラッサー『警告!』
メモ。
「気分の良さには二通りある。一つは、私が『幸福』と呼ぶところのものd、愛や気配りに満ちた人間関係の中に見られる。もう一つは愛や友情の存在しないもので、私はこれを『快楽』と呼んでいる。」(p214)
「私が言えることは、相互尊敬を通してのみ、人間関係を壊すことなく、力をものにすることが出来るということだ。」(p215)
これが唯一の方法だとグラッサー博士は断言しています。
「彼らはとても不幸なので落ち込んでいるし、落ち込んでいるからとても不幸だと言えるのである。」(p232)
ここから逃れるためには、外的コントロールを捨てて選択理論に置き換えることだと。それを学ぶところからだと。
欲求充足させるための上質世界は、三種類のイメージ写真から構成されている。 人、物、価値体系。
「義務は明らかに外的コントロールである。」(p290)
シーハン先生。 「『ビリー、正解よ。でも私はその質問はまだしていなかったわね』」(p291)
「私たちは惨めな気分の時、より良い気分になろうとして、上質世界のイメージ写真の中ですぐに手に入れることが出来るものはないかと検討する。」(p299)
「精神的に健康であるためには、私たちは、上質世界にいる人で、活発に、また積極的に私たちの人生に関わっている人が少なくとも一人は必要である。」(p301)
外的から選択理論へ移行する際の要は。 「誰か親しい人と関わる時、二人の関係が親しくあり続けるような行動を選択できる。また、まだ親しい関係でなければ、二人の関係が少しでも親しくなるような行動を選択できる」(p338)
「選択理論は新しい生き方であるため、忍耐強く取り組むことだ。致命的習慣を使ってしまったら謝ればよい。」(p339)
選択理論的に生きたい!
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