| 2008年07月06日(日) |
青山俊董『悲しみはあした花咲く―青山俊董「摂心日めくり法話」』★★★☆☆ |
 『悲しみはあした花咲く―青山俊董「摂心日めくり法話」』 青山 俊董 光文社
心に残ったところ。
「過ぎ去れるを追うことなかれ いまだ来らざるを思うことなかれ 過去、そはすでに捨てられたり 未来、そはいまだ到らざるなり ただ今日まさに作すべきことを熱心になせ たれか明日死のあることを知らんや(中部教典)」(p78)
「反省するというのと、心のお荷物として背負い込むというのとは違います。 未来への見通しを立てるというのと、取りこし苦労をするというのとは違います。 失敗が人間を駄目にするのではなく、失敗にこだわる心が人間を駄目にするのであり、失敗を踏み台として前向きに取り組むところにのみ、過去を生かし、未来を開く鍵もあるというものでしょう。見つめるべきものは、どこまでも今日只今なのです。」(p80)
「何を択ぶのか、何が真で何が偽か、何がより価値があることで何がつまらないことか、何が正しくて何が間違いか、徹底的に択び抜いて、間違いなしと疑いを断ずる、その働きを智慧と呼ぶのだと、言うのです。」(p106-107)
自分が子どもの頃に出会ったお芝居。 ずっと心に残りながらも題名も忘れてしまっていたそれを、この本で青山さんが教えてくれました。 それは、『泥かぶら』というお芝居。
老法師が泥かぶらに教えた美人になる三つの方法。
「自分の顔を恥じないこと。 どんな時にも、にっこり笑うこと。 人の身になって思うこと。」(p30)
内側から美しく生きていきたいと思わせてくれた本でした。
『悲しみはあした花咲く―青山俊董「摂心日めくり法話」』 青山 俊董
|