| 2006年01月22日(日) |
福井 晴敏『亡国のイージス 下』★★★★☆ |
 『亡国のイージス 下』 福井 晴敏 講談社 (2002/07)
海上自衛隊の最新鋭護衛艦が乗っ取られ、核よりも恐ろしい兵器を積んだミサイルが都心を狙う。
戦後日本を襲う最大の悪夢。
政府の出した結論は。 それぞれの立場で、彼らが起こした行動は。
息子を殺された宮津艦長は、復讐を果たすことができるのか。 ヨンファは北朝鮮に革命を起こすことができるのか。 政府はテロの鎮圧と護衛艦を取り戻すことができるのか。 艦に残った男たちは、テロを止めることができるのか。 爆撃を命じられたパイロットは。 国家の危機を防ぐために、国を憂えた青年の殺害を命じた責任者は。
テロリストに強奪された艦を取り戻すべく、奮闘する男二人がかっこいい! かたや21歳の工作員さながらの攻撃能力を持った美青年。 かたや48歳、艦のことなら何でも知り尽くした先任伍長、ターターの専門家。
この二人が艦内であんなことこんなことをして、完璧に見えた計画が崩れ…たかと思ったら魚雷が発射され、だめかと思ったら今度は…
読者はドキドキドキドキ、忙しくてなりません。 が、これがたまらない。
読み終えて、ほっとしながらも、なにか宿題を渡されたような、そんな気になる本でした。 東野圭吾さんの『天空の蜂』をもっと派手にした感じのお話です。どっちもおすすめ!
『亡国のイージス 下』
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