早いもので、もう、１１年が経つ。平成１０年５月１２日。
僕は、まだ、３２歳だった。

１年１０ヶ月の闘病の後、この世を去った。
肺ガンと全身転移による合併症。

判ったときには、すでに手術も不可能なんて残酷すぎる。

末の弟の結婚式まで待って、医者に行ったのだが、まあ、平成８年２〜３月頃から、
咳き込んではいたので、かなり進行してはいたのだろう。

３時休みに、家内に、会社まで来て貰って、母と３人で、菩提寺に。
クルマで３分ぐらいのところの寺院だ。

吉祥院

正式には、「淵江山吉祥院星谷寺」というらしいのだが、近所では「吉祥院」でとおっている。

うちは、ここの檀家になっている。まあ、東京で、こんな近くに墓地があるのは、
とても有り難いが。なんで、このお寺との縁があるのかは、知るものは既に、亡き者なので、？

この寺院の元住職が、先日、逝去され、山門に「山門不幸」と高札があった。
「前住職が遷化（せんげ・僧侶が亡くなったことをこう言う）するとこういうこういうことをするらしい」

我々の言葉で表せば、「忌中」と似ている言葉だろうか。


月末に、法要があるらしいので行かないと・・・


来年は、十三回忌。母が、最後に伴侶としてやるのか、ぼくが、引き継いでいくのか。
何にせよ、半年前くらいから、準備は始めないと・・・