経る時・・・

もくじかこみらい

日が経ちました。「経る時・・・。」を書き始めて 日目です。


2004年01月19日(月) もう、6年前か・・・。

ふとカレンダーを見ると、1/19・・・。あれから丸6年・・・。

父が最後に入院した日だ。このあと、114日間、病院に寝泊まりし、
会社というか、自宅に通う生活が続いた。今思えば若かったのか、それとも
必死だったからか、良く続いたものだ・・・。

体か持たないから、一日6食くらい食べていて、4ヶ月で、16キロも増えてしまった。
今もなお、減らないのは、困ったものなのだが・・・。

本当は、2日くらいで亡くなるはずで、医師は泊まれといったのだと思う。
強靱な「生きたい」と言う意志で、生き続けていたように思える。

自分の主宰していた、「山野草趣味の集い」の展示会の写真をデジカメで持ってこいと
せがみ、確認して「まあまあだな」と言ったあと、その晩には既に意識がないのだ。
自分が手塩に掛けた会だから、気にかかっていたのだろう。
残念ながら、都内で山野草というのは難しく、主がいなくなった草たちはほとんど
が、傷んでしまった。愛でる人がいないと枯れてしまうのだな・・・。
自然のものは正直だ・・・。

父が亡くなった時、僕は32歳。その後、いろいろなトラブルに巻き込まれ、
会社の存亡の危機に立った時も、支えてくれる人はおらず、辛かった。

この頃から、会社の維持と、トラブルの解決、日々の生活に追い立てられ、
息つく暇もなかったというのが正直なところだろう。

そんな中、友人関係や恋愛で苦しめば、心が破壊してもおかしくはない。
日記もそんな心の叫びだったのだろうか・・・。いや、多分そうだろう。

春に七回忌。節目だ・・・。未だ、いろいろ大変で、これからもしばらく、
苦難の日々は続くのだろう。

でも、やはり節目なのだろうか・・・。今年はおそらくは、人生が激変する年。
風向きが変わってくれると良いのだが・・・。いや、変えなければ・・・。






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