経る時・・・

もくじかこみらい

日が経ちました。「経る時・・・。」を書き始めて 日目です。


2003年06月08日(日) 『片想』

相思相愛のはずだったし、実際、付き合っていたけれど・・・。
気持ち的には、『片想』 

愛すれど、返ってこないそんな恋愛。 彼女は愛していたというけれど・・・。



最後にデートした時、いつも通りクルマで迎えに行くというと、

「いつもそれが非常にイヤなので代案は有りませんか?」「代案」って・・・(/_;)

迎えに行くのですら楽しみなのに・・・。片道25キロ。苦にならなかった。
でも、それを拒絶されるというのは男性としては非常に辛い・・・。

いつも、寂しくて寂しくて、このときも彼女の都合で1ヶ月逢えなかったのに、
いきなりこれでは心も凍える・・・。

それでも、それでも、彼女と一緒にいたい、ただ僕はそれだけだったけれど、
彼女は、恋愛に夢を見ていたのか・・・。僕が単純すぎたのか・・・。



貸し借りを作りたがらないというか、好意を商品券で返すような人。
これは、もの凄く突き放されたような気がする・・・。
イニシアチブをとろうとしたのか、自分からは奢ったりセッティングしたりする
思い通りにしたかったのか、それとも思い描いたとおりでないと気が済まないのか。

若い頃の『片想い』のような恋愛に思えて、いつか疲れてしまった・・・。

幸せは二人で育てるものではないのか・・・。
与えられるものなのか・・・。気に入らなければ、放り投げるのか・・・。

今となってはわからない。僕のつきあい方は異常だったのだろうか・・・。





割と今回の件は、精神的に堪えているらしく、まともに眠れない。
ほぼ、1時間おきに目が覚めるし、寝るのは明け方だ・・・。

別にもう、すでに終わっていた恋だし、割と冷静に受け止めているのだが、
同じ人に二度にわたり、予想外のパンチを喰らうとこんなものだろう。

まして、愛した人ならなおさらだ。


「愛は戦争のようなもの 始めるのは簡単だが、止めるのは非常に困難だ」

と言ったのは米国のジャーナリストH.L.メンケンだが、その通りだと思う。

終わらせるのはすごく難しい。

やはり男女関係、予想外のことばかり、やはり、男というのは愚かな生き物なのだろう。


以前、彼女とつき合う前、「男女間で友情は成立するか?」との話になったことがある。
僕の答えは「成立する」で、彼女は「成立しない」だった。

今回、僕が望んだことも、やはり彼女にはノーなのだ。友情は、恋に陥った時点で、
消え去り、修復は不可能。有るのは、ゴールインか、完全破壊のどちらかだ。

僕も甘かった。友人としてなど、やり直せるはずもなく、まして、ふったのはこちら。

残念だが、これもお互いの人生なのだろう。

ただ、彼女の、「切り捨てる」という、生き方は、如何なものだろうと思うことはある。

みんな切り捨てながら生きる人生。あなたは、それで幸せなの・・・。

自分が傷つかなければ、それでいいの? 逃げてしまうの?
いつもそうだったよね? いつも引き戻していた僕からも逃げるんだね・・・。

もう、誰も、呼び戻す人はいないんだよ・・・。

仲間とも永遠の決別なんだね・・・。僕のせいにして・・・。


黒猫 |MAIL掲示板[黒猫の住処]