経る時・・・

もくじかこみらい

日が経ちました。「経る時・・・。」を書き始めて 日目です。


2003年06月06日(金) 心壊恋喪人喪恋人悲人悲

人生の中で、かなりワーストの心象の日記になる・・・。

こんなこと書かないつもりでしたし、書いてもどうにもならないけど、
書いて整理してみないと、乗り越えられないような気がする・・・。

もう、もとには戻らないのだから・・・・・。

無駄なこととはいえ、纏めてみようとおもう・・・。

実際には6/6の晩に日記は書いたのだが、あまりにもドロドロしていたので
差し替えてしまった。読まれた方はごめんなさい。

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6/7 前恋人だった女性に、会ってくれないかとメールして指定した日だった。

会おうとしたのは、未練なんかじゃない。そんな理由だったら会わない。

1年前、つまらぬ行き違いで別れた人。仲間から、去ってしまった人

いつか、ざっくばらんに話したいと、メールアドレスを開けておくと、彼女からの
最後のメールに書いてあったので、額面通り受け取ったσ(^_^;も単純なのだが。

こんな、未練がましいメールを貰ったのも凄く苦しかった。

「私の大好きなさかいさんがお決めになったことですから」
「サークルを去るのはいたしかたありません。さかいさんが主宰者だからです」

こんなことを書かれては、ふった方としては心に痛みが残る。


考えた末、送ることにした。とりあえず会って欲しいと。

確かに開いていた。返事はなかった。まあ、これはそうだと思っていた。

でも、昨夕、メールか来ると思わなかった。わざとかもしれないが、慇懃無礼なメール。
少なくともつき合った人、友人に出す文章ではない・・・。

会えないなら、会えないでいいはず。前もそうだが、余計な文が多すぎ。

いいだろう、どうせ別れた男だ。どんな酷いメールを書いたっていい。

でも、でも、人としてなんか違うんじゃないだろうか?
つき合っている時から、違和感は感じていた。妙な剥離感。妙な対等意識。

こんな女性に、夢中になっていた自分が悲しい・・・。




つき合ったきっかけも、普通ではなかったから、こちらも躊躇した面はある。

でも、大切な友人を護るため、戦ったのは事実。苦しい中を乗り切った末の
恋愛だった。


好いた別れたは、時の縁。良くあることだろう・・・。

でも、人の心を傷つけてまで、自分の意を貫くというのはどうなのだろうか・・・。

1度ならず、2度も、同じ人にやられる僕も、バカな奴だとは思うが・・・。


もう一度、つき合ってくれといった訳じゃない。
彼女という人間を信じ、努力しないで諦めるのは、本意じゃなかったからだ。

他の人が、彼女は間違っていると指摘しても、自分だけは、そんなこと無い、と言い続けてきた。
でも、こちらが気持ちを向けても、返ってこないあの人に寂しさを覚えていた。
わかってあげられなかった自分を悔いていた。

でも、彼女が間違っていたと今は感じる。そう、間違っている。
人との接し方も、恋人としての彼女も。

あれが愛ならば、要らない。



別れた時の言葉で、もっとも辛かったことを書いておこう・・・。

「私は、さかいさんのことが好きだったけれども、さかいさんは、そうじゃなかったのでしょう?」(意訳)


何処を見てるんだ? 悪いけど、彼女から、愛情は伝わってこなかった。寂しかった。
でも、真剣に思い続ける人がいただけでも、それはそれで幸せなのだろう・・・。

人を思いやる気持ちすらない人に、人を愛する資格など無い。

つくづくそう思う・・・。

彼女は、僕を愛していたのだろうか・・・。

恋に恋していただけじゃないだろうか・・・。

愛のない人を愛してしまった・・・。そんな自分が、悲しい・・・。そして悔しい・・・。

普通に終わっていれば想い出の中にしまい込めたはず・・・。

あんなメールを出す人に、思いやりなど有るわけがない。
別れた相手にだって礼儀はあるだろう。

元々、異質な空気を感じたのはこれだったんだな・・・。


もともと、住む世界が違う人・・・。たぶん、僕とは縁のない人だったのだろう。

明け方までのチャット、千通を越えるメール。今はすべて虚しい・・・。


心のない人を愛してしまった・・・。

自分だけが大切で、人のことはどうでもいいのか・・・。
結局、最後まで、人を切り捨てることでしか解決することが出来なかった彼女。

唯一の理解者でありたいと、願った僕にすら、決して心を開くこと無かった。
彼女が望んだのは、こんな結末だったのだろうか・・・。

人を切り捨てながら生きる人生。そんなものに幸せなど有るはずがない。




この一年、僕は自問自答し続けた。結果、僕のせいでサークルから飛び出して
しまったことを悔いたり、彼女のことを理解できなかったことを悔いていた。

思い通りにならないと放り投げてしまう幼児のような行動。
大人のつもりだろうが、非常に稚拙。

つき合ったことに後悔はしていないし、一時でも幸せだったことには感謝の
気持ちしかない。

でもね・・・。人との関わりと言うのは山あり谷あり。

自分のことしか考えられない人とは、やっていけないね・・・。残念だけど。


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