年半ばで、担当会計士が他界してしまい、会社の経理を放り出された。
無責任な会計事務所だが、半年分の顧問料を返上されては文句も言えない。

しかし困った。12月の決算書提出が間に合わず事情を説明して３月末まで
延ばしてもらった。でも、そう簡単に面倒を見てくれるところなど見つからない。

まして本業の方で精一杯。母と二人三脚で事務処理だけは進めるが、
税務・決算書の作成だけはどうにもならない。困り果てた・・・。

法人会に相談に行くと、相談所みたいなところを紹介された。
窮状を話すと、出来るところまで自分でやって細かいところや書類作成は面倒見てくれた。
３３年生まれと言っていたので、僕より７つ年上の先生だ・・・。

ホント親切にやってくださって、今日、経営者である僕のサインをとりに会社まで来てくれた。
ふつう、顧問料が月３〜５万。決算料は２０〜５０万かかる
そのほかに、事務手数料や計算料がかかるので年間相当な出費。

３月の確定申告とも重なり、大変だったろうにきちっと仕上げてくれた。

こちらも相談料が気になったのだが、事務の実費しか取らない。２万・・・。

でも、今年だけでなくこれからも面倒を見てくれるという・・・。

若いからがんばれば大丈夫だよと励ましてくれる・・・。いい人に巡り会えたものだと思う・・・。

苦しくて死にたいと思ったこともあるけれど、こういう支えてくれる人が
いるから、応援してくれる人がいるから、辛くても苦しくてもがんばらなければ・・・。

経営者として走り初めて早７年・・・。普通なら、こんなにトラブルに見舞われては、
会社を存続させることすら難しい。でも、曲がりなりにも倒産しないでやってきた。
今はどん底だけれど、まだまだがんばらなければ・・・。