あの人と別れてからから半年が経つ・・・。

永かった・・・。

未だに、引きずり続けている自分。

でも、それは、当たり前といえば当たり前。

そんな簡単に忘れられるものではなかった。
忘れられるものならば、それは恋愛などではないのだろう。


ここ数日、もう一度メールしようか迷った。
仲間として、戻って貰いたいとメールするつもりだった。

僕にも非は有るだろう。彼女のことをわかってあげられなかった。
悔いることも多い・・・。彼女の望む幸せはあげられなかった・・・。


でも、僕が原因にせよ、サークルから去ることを選択したのは、あの人の意志。

仲間なのだから、いつでも戻れる。やり直しは出来るはず。

僕と袂を分かったにしても、サークルからの去就は、あの人の考え方。
そこが居心地よければ、居ればいい。嫌なら出ればいい。

仲間を切り捨てるのは楽だろう・・・。でも、歩み寄る勇気の向こうには
さらなる強固な友情がある。

サークルを引き継いでから、いろいろなことがあった。何人もの友人を失うことにもなった。
でも、何人もの『心友』を得ることも出来た。

手放すのは簡単だが、得るのは大変な労力を必要とするのが『友』
育てるのも、根気と労力がいる・・・。枯れてしまうこともある。


僕はいつまでも待ち続ける。あの人が、たとえ戻らなくても。

大切な友人。僕の恋人だった人。大切なものに気がついて欲しい。

僕が信じた人なら、わかってくれるはず。そう信じる。ずっと信じてる。

もう二度と会えないのかもしれないけれど・・・。

『友』かけがえのないもの。一度きりの人生。後悔はしたくない。
そんな『友』との『縁』を僕は大切にしたい。