経る時・・・

もくじかこみらい

日が経ちました。「経る時・・・。」を書き始めて 日目です。


2001年12月23日(日) 凪・・・。

朝、Sさん宛にメールを出した。相変わらず、携帯は留守電のまま。

Sさんの自宅近くで待っていると書いて出した。もし、どうしても会ってくれ
ないなら、それでもかまわないと書いて。

Sさんの家に行く最中、白バイに捕まる(^^;)
走行帯違反。\6,000 1点 相当、落ち着いて無いなぁ・・・。

11:27 到着。着きましたと、メールを入れる。来てくれるのか。
来なくても、また、翌日来るつもりだった。

来た。明日は、クリスマス・イブだからとケーキをくれる。
が、時間が無いので、帰るという。他の予定を入れてしまったらしい。
少しでも、話せないかと、もう一度、尋ねる・・・。沈黙・・・。

『少しなら・・・』

と言うので、近くのショッピングセンター内のコージコーナーに入る。

気持ちを伝えて詫びる。彼女の言い分も判らないでもない。お互いの
不理解。メールは恐い。誤解とか、気持ちが伝わらないとか。
お互い、相手のことを考えすぎて、自分を殺してしまっている。
無理のない、対等のつき合いをしていきたいのに、いつの間にか、自分が
我慢して、あいてに合わせようという気持ちになってしまっていた。
彼女は涙を流している・・・。

沈黙が流れていく・・・。『さかいさんが、わざわざ、来てくれて、精一杯のこと
してくれたから』と言ってくれた。『自分が甘えているのかも知れない』とも。

時間がないので、送ることにした。クリスマスは、他の予定を入れてしまったよ
うで、会えないようだ。残念。

車に乗る前、彼女に、礼を言った。『会ってくれてありがとう』と言って、彼女の手をとって握りしめた・・・。

彼女が、躰をあずけてきた。嬉しかった。許してくれたんだね。

駅まで送る。大晦日は一緒に過ごすことにした。初めての年末。除夜の鐘は一緒に聞こう。

きっと、これからも、たくさん、喧嘩したり、泣いたり、怒ったりするんだろうな。

でも、それも良い想い出になるようにがんばっていこう。


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