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次女ちゃんの舞台

 先日、次女が所属する
 バレエ研究所の公演がありました。
 
 今回は、研究所の節目(半世紀)ということで
 まさに桧舞台と呼ぶに相応しい大きな劇場での公演。
  
 今、高校2年で、再来年大学受験を控えている次女は
 来年の舞台に立つことはないので
 彼女にとっても3歳から始めたバレエの一区切りでした。
 その最後を、ほんの少しですが
 尊敬する素晴らしい先生のお役に立てたことは
 次女にとって、とても幸運で
 光栄なことだったと思います。

 まだ、オムツをつけている小さな頃から
 お姉ちゃんにくっついて
 フロアの隅っこでレッスンの真似をしていた次女ちゃん。
 3歳になって習いだして、17歳まで14年間
 バレエが大好きで一生懸命お稽古していました。

 最後の舞台は
 初めて見て以来憧れていた先生方とご一緒の演目に
 生徒から一人参加させて頂いて
 振付の先生の信頼を裏切らないよう
 踊る先生方の邪魔にならないよう
 先生の創る世界に近付けるよう壊さないよう
 一生懸命。
 靭帯切断、捻挫とレッスン中に足を痛めた時は
 痛みよりも怪我した自分の情けなさを悔しがって
 迷惑をかけると泣いていました。
 そんな時も、見学だけでもと休まずに通いました。

 バレエを通して教えて頂いた
 ひたむきで素直な心、集中力、克己心
 バレエを通して知り合うことができた
 夢に向かって努力を続ける素晴らしい先輩やお友達、
 尊敬する大好きな先生の
 生き方と努力に接することができたことは
 簡単に得ることができない
 次女の人生の宝だと思います。

 Aちゃんへ
  大学受験に向けて
  志は高く
  希望の場所へは届かない可能性の方が大きくて
  夢をあきらめることになるかもしれないけれど
  バレエで培った強い心で壁を乗り越えて
  羽ばたいていってね☆
  最後の舞台
  ママはお手伝いに忙しくて
  衣裳に身を包んだAちゃんの姿を
  見ることはできなかったけれど
  小さな頃から全部記憶の中に残っているし
  先生やあなたたちのお手伝いを陰ながら
  他のお母さんと一緒にすることができて
  本当に良かったです。
  
  大事な用があったのに
  それを抜けてきてくれたパパや
  病気なのに「A子の舞台に行ってきなさい」って
  おばあちゃんに言ってくれたおじいちゃんの気持ちも
  どうぞ覚えておいて下さい。
 
2006年12月20日(水)
 


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