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2011年09月06日(火)
保健室のオトコ

台風が四国でお遍路の旅、みたいなことを
日記で書いてしまいましたが
その爪あとの凄まじさに愕然としました。

ところで、先生のなかには
養護教諭、というお仕事があります。
保健室にいる先生です。
白衣のやさしい女性、というイメージです。

ところが。
男性の養護教諭もいるのをご存知でしょうか。
小中高で、全国で数十人いるらしいです。
多くは、男子校勤務か
大規模校で女性の先生と二人の体制で勤めているようです。

それにしても、保健室の先生がオトコ!というだけで
少女マンガ的には…特に先生×生徒の禁断恋愛モノでは
おいし〜い設定でございます。
まあ、通常は逆のネタがほとんどですけれど(養護教諭女性×男子生徒)。

養護教諭の先生が日常的にどんなお仕事をしているのか
世間一般にはよく知られていないために、
「担任も授業もない、メチャクチャひまな仕事」と
思われてしまうこともあるようです。
もちろん、これは大変な誤解です。
生徒と職員の健康管理、校内の衛生管理のほか雑事がもりだくさん。
そんなことはおかまいなしに、保健室には生徒が訪れます。
アポ取って来るわけではないんです。授業中だって、様々なトラブルがあり、
教室に入れない子(保健室登校)も、ただサボって寝たい子もいる。
対応に追われまくるわけです。

「でも、ひまな仕事って思われてるくらいの方が、ちょうどいいの。
だって、忙しくて余裕なさそうに見えたら、
生徒は気軽に保健室に来られなくなっちゃうでしょ」
とは、お話を伺った養護教諭・I先生のお言葉。
しなやかで暖かい、職業魂みたいなものを感じました。