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| 2011年08月31日(水) ■ |
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| ひるどきの団欒 |
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昼食はスパゲッティでした。 ゆでたてのスパゲッティを湯きりしながら、 私は母にこう問いかけました。
「回虫は人の体内に暮らし、過剰な栄養分を吸い取って消費してくれるのならば、人間と共生関係にあるということなのだろうか?」
母は答えました。 「なるほど、太らずに済むかも知れない。しかし回虫は増殖する。宿主は必要なエネルギー源を吸い尽くされ痩せ細ってしまうだろう」 私「ああ、アオムシコマユバチに寄生されたモンシロチョウの幼虫のようなものだね。ところでサナダムシも回虫の一種なのだろうか?」 母「サナダムシと回虫は違う。別のもの」
さらに
母「そもそも、あまり食事時にふさわしい話題とはいえない。とくに今日のようなメニューでは、そうかもしれない」と、少しだけ、注意をされました。 だいたい、鍋に貼りついた麺を私が「虫みたい…」と言ったのが始まりだったのですが、その時点でまともな母親なら上記のように延々と話を続けたりはしません。
もちろんスパゲッティ(ジェノベーゼ)はふたりで大変美味しくいただきました。圧力鍋だと、ゆで加減がサイコーなのです。
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