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| 2009年04月17日(金) ■ |
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| アナウンス5 |
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「水彩画の方がうれしかった」なんて、そんなのやっぱりいけませんね。 思えば、例の短編集の作品たちは自分一人の力で作り上げたものではないのです。編集さんが手を引いてくださり、「17歳…」のすてきな原案を紹介してくれて、優秀なアシ(ていうか母と妹)が手伝ってくれて、やっとできあがってるわけです。 特に最初の「あなたの猫になる」は、モデルとなった優しいおっさんがいて、ネームの大阪弁をNさん(当時ほとんど初対面だったのに、お願いを聞いてくださった)がチェックしてくれて。ほんとうに、皆様のおかげです。ありがとう。
さて、大事なアナウンス。宣伝じゃないのですが。来週発売のミントに載りません。先月他社の仕事の予定(ケータイコミック)が入ってたのでお休みをいただいたのですが、そっちが企画ごと流れました(T_T)きびしいね。でも確定申告と単行本の直しだけで、いつのまにか時間が経ってました。なぜだ。 単行本収録作品は「守ってあげたい」「ノー・コントロール」「ムジカ」「ホタル」「希望のオトナ」「彼は、トモダチ。」 このうち前2作は2005年春〜夏に描いたもので、「さわってほしいの」には入れないようにお願いしたのでした。「守って〜」は内容も今いち、絵柄も古い。「ノー・コントロール」も、仕上げが雑だったので…。単行本に入れるには、あまりに申し訳ないと思ったからです。(一番新しい「彼は、トモダチ。」でさえ2年以上前なんですけどね) そこで今回、2作品はずいぶん絵柄を直しました。ほとんど顔だけですが。「彼は、〜」も、トーン貼り直したりしています。往生際が悪いと言われそうですが、雑誌掲載時に読んでいる方はごく少数でしょうから、こんど単行本を買ってくださる方が、なにも知らずに気持ちよく読めるのが一番だと思うのです。
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