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| 2008年11月19日(水) ■ |
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| かたづ件 30件目 |
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思いのほか早く、カウンタが44444を超えてしまいました。だからもうやめてもいいと思うんだけど、なんとなくずるずると行ってみやしょう。
さて、久しぶりに亡き師匠の雑記帳(日記)を読み返してましたらば。漫画家の生活、経済状態について、かなりシビアな文章がいっぱい。ディテールは違うかも知れないけど、「原稿料6000円なんて、漫画家に死ねと言っているようなものだ」というような文章が……!
うおあぉあぁあぁお
さあ、アナタの胸にはどんな思いが芽生えましたか。 ↓近いものに○を付けてください。
1. そりゃもっともだ。6000円なんて現実的ではない。
2. 6000円だったらまだいーじゃねーか!うちなんて!うちなんて…
3. だとしたらもう何回くらい死んでるだろう。
いろんな条件を考えると、単に値段では比べられないこともあります。原稿料が高くても下書きまでFAXするのは効率が悪くて本当は凄くイヤだし。え?私の場合は1〜3のどれだったかって?ヒ☆ミ☆ツ!! ちなみに、上の師匠の言葉は10年くらい前のもの。当時でさえ「この30年漫画の原稿料は上がっていない」なんて書かれてますが、その後10年で値上がりしてるなんて間違っても思えませんね!むしろ下がってる。きっと。 今の新人や末端の漫画家にとっては「いい漫画を描く」なんて、食ってくことと切り離して考えなければ続けられないのではないかという気がします。またまた後向きなことを書いているようですが、現実にそうだと思うもん。 自分の老後を、本当に自己責任で何とかしろと言われたらば、私は今すぐペンを折って、パート勤めに出るのが正しいのです。そして、今いる漫画家と呼ばれる人たちの3分の2くらいが消えることでしょう。
だから、考えちゃダメ。老後のことなんか。蓄えなんか。金がなくなったらその時考えることにします。
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