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| 2008年11月12日(水) ■ |
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| かたづ件 24件目 |
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余裕がないのは変わっていませんが(いやむしろもっと追い詰められていますが) 予告しちゃったので書くことにします。
同人誌用に、「優しい夜に」というマンガを描いた事があります。エロマンガ家の元で修羅場の夜をたたかうアシスタントが主人公。説明するまでもなく「優しい夜に」は千葉さんの仕事場での経験を元に描いた、自伝のようなマンガでした。絵はマンガ用に美化していますが、この主人公の名前(苗字)が「緋沢」でした。 「優しい夜に」を描いたのは、もうデビューした後だったのですが、考えていたのはデビューよりも前からでした。ですので、商業用のペンネームは、この作品からとったことになります。
実は、えらい昔、同じように「緋沢」を主人公にしたマンガを描いた事があります。もう時効だと思うから書いちゃうぞ。私が高校1年生の頃好きだった相手は、女の子でした。好きだったといっても、告白や付き合うなんてこともなかったし、性的なことどころか、キスすることさえ想像できなかった相手で、恋愛よりは思春期特有のなんていうか…そういう感じッス。で、当時思っていたことをそのままマンガにしちゃったんですね。相手の人、気付いてたかどうかはわからないけど気持ちをおしつけてゴメンね。その時の主人公の苗字が「緋沢」です。
ペンネームというより、自分のことをマンガに描く時、替りの名前として使っていた名前だったのです。語感がさわやかそうで気に入ったのかもしれませんが、「緋」というのが印象に残っていたのは、ミヒャエル・エンデの「果てしない物語」(映画「ネバーエンディングストーリー」の原作)に登場する「緋色の少年」がかっこいいなと思ったからなのでした。
で、ここでは最後まで「緋沢」と書いているのは何故かといえば、マンガに関係ない知り合いが日記を読んで私のエロ単行本を探さないようにするためとか、検索にひっかかるのを避けるためとか、いろいろと後向きな事情があるのでした。
明日はこの日記もお休みするかも。でも書くかも。不明です。
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