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| 2008年11月10日(月) ■ |
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| かたづ件 23件目 |
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ゆみゅみのまんが、じゃでじゃにのったょ〜キャハ☆
……という具合にはじけられれば、まだいいのですが。 私は自分の商業用のペンネームが、苦手です。 嫌いなのではなく、むしろ好きな名前なので、余計に後悔しているのです。
だだだだって、その名前で呼ばれたり、郵便物が届いたりするんですよ!恥ずかしくてお父さんに見せられないよ!マンガじゃなくて、名前が! 何わたし、こんなカッコつけた名前を名乗ってんの!身の程知らず!みたいに悶えてしまいます。デビューから数年経っているのに、未だに慣れません。
デビューする時、同人用のペンネームでは、アルファベットで読めないし、カタカナにしようにも、苗字無しのシンプルなペンネームは今ほどは流行っていなかったのです。何より、中学・高校時代の友達に丸バレしちゃうのは、マンガのジャンルがアレだし恥ずかしい。ので、違う名前にして、全部ひらがなにしました。
下の名前「ゆみ」は、本当はすごくすごくすごく好きな名前なんです。自分が「ゆみさん」とか呼ばれた日にゃあ、はがゆくて、苦しくて、「ち、違うんです〜…ごめんなさい」と謝って逃げ出しますよ!!!……え〜と、「ゆかり」とか「深山(みやま)」などと同じくらい好きです。そんな名前を何でペンネームにしちゃったんだ私のバカ。 最大の失敗は
「この名前(ゆみ・ゆみこ等)を 登場人物の名前に使うことができない」
という点なのです。 えーん みんなもペンネームを決める時は気をつけようネ。
さて、下の名前をうっかり決めてしまったきっかけが、いくつかありました。 ・保育園で仲良しだった女の子が「ゆみこちゃん」という名前だった。 ・町野変丸さんのエロマンガで、「あ〜んチコクしちゃう〜」と焦って通学途中、ヘンな人とぶつかってヒドい目に遭うおなじみの主人公が、「ゆみこちゃん」。けっこうカワイイ。 ・たまたま本棚にあった、早稲田ちえさんのマンガ「好きっていわない!」をめくってた。主人公の女の子を、男の子が思いつめたように呼びとめる。「藤谷っ」振りかえった主人公に、男の子は「……ゆみ」「ってヘンな名前」と、ふざけた振りをする。口から出かかった、言ってはいけない言葉を飲みこむ、このシーンの緊張感は秀逸だと思っているのですが、「ひらがなで『ゆみ』ってカワイイなぁ…。よし、これにしよう!」と、浅はかにも決めてしまったのでした。
苗字については、また明日。
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