愛犬日記 PAST INDEX FUTURE

2003年04月04日(金) 今日の出来事と感想。
今日は、犬を捨てるってヒトに逢う事になっていて。

犬は雌の1歳5ヶ月のコーギーなの。

アタシはただの付き添い(?)だったんだけど、それがひどい話で
行く前はイヤミの1つでも・・・・・
いや、立ち直れないぐらい傷つけてやるとか色々思ってた。

犬を連れてきたのは初老のご夫婦。

よくよく話を聞くと、息子が飼った犬らしくて、
しばらくは息子が犬を飼った事も知らなかったらしい。

出張の時なんかにたまに預かったりしてたんだけど、
その肝心の息子が、この春から内地の学校に行くことになって
犬は連れて行けないし、でもご夫婦もその犬は飼えない、と言っていた。

元々お父さんのほうは犬が嫌いで、その上夫婦の高齢の親を
看るはめになったりで大変なので、里子に出したいと言うことだった。

動物病院の先生にお世話になって、里親を探してもらう段取りになっていた。

みんなでその犬について、健康診断やら今後について話していても
なぜかみんなニコニコしながらよろしくお願いしますとか言っていて。

アタシはその子が凪とかぶって、途中で泣きたくなったので
1人で診察室を出た。

ワンワンうるさいし、見た目も可愛いとは言い難い子だったけど
里子に出すとは言え、結局は飼い主に捨てられた事になるその子が
本当に不憫だった。

息子は何をしてるんだろう。

自分が買ってきた子なのに、親に押し付けて自分は何をしてるんだろう。

犬を捨てる理由も、正当とは思えない。
犬1匹ぐらい連れて行けるでしょ?
言ってしまえば最初から、出張やらの多い仕事だとわかってたはず。

アタシにそのご夫婦を責めることは出来ませんでした。
てゆーか、その息子を作ったのはその夫婦なんだけどね。

本人出て来い!!

言いたかったけど、メソメソしてて結局何も言えなかった(弱

可愛い時だけ可愛がり、捨てる時は人任せ。
その両親も、結局は人任せ。
せめて自分で探す努力ぐらいして欲しかった。

1つ救いはその子にしつけを施す費用を快く出すと言った事だけだった。
当たり前と言っちゃ、当たり前だけど。
捨てるぐらいだから、最初から当然しつけなんて考えてなかったみたいで
結構気ままに育った模様(汗

そのままなら里親探しも難航しそうな感じだったから、
少しだけ良かったです。

ちなみに息子は30代半ばらしく、
そして驚くべき事に




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・・・・・・・・・人間てバカですね。
もちろんアタシも含めて。

自分勝手。みんなみんな自分勝手。

宗教を否定するわけじゃないけれど、実体の無いものを崇拝する前に
目の前にいる命1つに責任持てない。

神様はちゃんと見てくれてないんじゃないでしょうか。

どうして捨てるの。
その前にどうして飼うの?

この子を繁殖した人は、まだこの事を知らないと思う。
これから知る事も、もう無いのかもしれない。

まだ若い子だから、これからうんと幸せになれればいいけど。


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