雨草子
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2004年10月26日(火) 迎え雨

2004/10/26/23:20

朝雨が降っていました。
起きると暗い雰囲気。
これは雨だなと思って窓の外を見ると、
ベランダが濃いグレイに変わっていました。
朝方から降り出していそうな雨です。

いつもより早めに目が覚めてぼーっとしていると、
ぴんぽんとチャイムが鳴りました。
昨日ポストに入っていた不在通知の宅配です。
その不在通知の誰々さまからのお届け物のところの名前が
配達人の直汚すぎて解読できず、誰からなんだろうと思っていました。

届いて開けてみると、中から手紙と珈琲豆とクッキーが出てきました。
いつも手紙をくれる、故郷の友人。
話があって、同じように食べ物と飲み物が好きで、小物が好きで。
珈琲豆は彼女が勤めてる先のブレンドのよう。
袋を開けると豆の良い香がします。
お湯を沸かして、豆を挽こうとすくうと、焙煎された豆の中から
生豆が一粒でてきました。
焙煎豆の豆は、石像のような、青っぽい灰色をしています。
もちろん産地によって色も変わります。
生豆を取り除いて、豆を挽きました。
お湯をいれると、すごく新鮮。
白い泡がぽこぽことたち、良い香をとばします。
久しぶりに朝ゆっくりと珈琲をたてました。
美味しかったです。

今クッキーを食べながらこれを書いています。
クッキーのラッピングもかわいくって幸せ。
思いがけない雨とプレゼントをもらいました。

いつも手紙書けなくてごめんなさい。
ありがとう。


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