こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2002年06月26日(水)  満月の日は断食がいいらしい・・・。


 断食なるものをやっております、今私。

 「月の癒し」という本に今年の冬に出会って、続編の「自分の力で」というほんと合わせて両方読んでみた。

 月のリズムに従って生きていくという、とても単純で、とてもすばらしい生き方が書かれた本です。

 この本は、月の満ち欠けと星座をあわせて、その日をどういう過ごし方をすればいいかを書いてくれているものです。
 これまで、なんとなく月の満ち欠けを意識しながら生きていたけれど、
 もっと踏み込んだ、生活に密着した知恵がいっぱい書かれていた。

 だから、最近はすこしづつ星座のことも意識するようになってました。

 満月の日は、身体を浄化するのに新月の日に次いで効果的なんだって。
 それを知ってからずっとやってみようと思っていました。もちろん、減量のためではありまへん!。

 で、昨日だよね、満月。曇っててお月様はでてなかったけれど。

 お昼前にそのことに気がついて、そこからはじめたから、中途半端ではあるけれど、まあいいや。
 仕事をしないといけないので、目と脳みそに栄養を与えなきゃいけないから、
 ブルーベリーとハチミツだけは良いことにして、あとは杜中茶のみ。

 24時間が経過しました。

 私の感想としては、これ、おすすめです。 めちゃいいです。

 もちろん、ただの我慢って感覚でやっちゃいけないんだと思うよ。

 感謝とか祈りとか、大きなものにとけだしてひとつになろうっていう、
 そんな気持ちをもって過ごしてみると、ほんとにいろんなことが起こる気がする。

 朝、目がさめたとき、いつもと全然感覚が違っていた。
 
 今さっきまで、仕事をしていたんだけれど、でてくる文字が違うよ(笑)。

 体調やそれぞれの健康によって出来る出来ないはあると思うので、おすすめはしないけれど、
 それでも、私の場合。すごくいい経験をしました。

 まだ、続行中です。

 初心者なので、いきなり何日もってわけにはいかないから、明日の朝日が昇ったら、
 こころにも身体にも魂にも、栄養になるような食べ物を食べようと思っています。
 
 今、なんか幸せ気分ですよ。  って、最近いつもか・・・。(笑)

 ま、笑っているのが一番。幸せなのが、世界を平和にする唯一の方法だから。ね。


 おととい、高知の原田紋寿さんと電話でお話をした。
 この方はタイでご一緒させていただいた、元お坊さんだ。
 若い(って私がすでに若くないけれど・・・)人があまりいなかったツアーの中で
 原田さんと、作家の青山圭秀さん(理性のゆらぎ、アガスティアの葉の著者)
 の“感覚”が若いチームでよくお話をした。
 
 今書いている原稿の中で、原田さんの活動について少し紹介をさせてもらおうと思って、
 何をやってるんですかー?と、聞くために電話をかけたのだった。
 ちょうど、その時も講演会を終わらせて帰ってきたばかりだったという。
 多忙な方だ。
 
 原田さんは、子供の頃から世の中を良くするにはどうしたらいいんだろうかと考えていたという。
 学校をでて、社会にもでたけれど、どうも違和感を感じ、自分のやるべき仕事を探して、
 環境問題や精神の問題、社会、自然など、これらの多様な切り口で改善を計るための仕事を始めた。
 それでも、まだどうすればいいのか、悩み続けていた。

 そんなとき、インドで聖者にあった。その聖者にいわれたことは、
 
 「神と繋がって、世界を知りなさい。それから行動を起こしなさい。

  悟っていない人間が、世界を変えようとしても、混乱を招くだけです。」

 そして、彼はタイで出家した。
 タイの伝統の中に身を投じ、その修行を終えて、インドでヴェーダーを学んだという。
 今、彼は日本に帰ってきて、こころの成長を意識して、講演活動や様々な活動を行っているという。

 私は、電話でその話を聞きながら、そのインドの聖者の言葉にガツーンとやられてしまった。

「悟っていない人間が、世界を変えようとしても、混乱を招くだけ」

 私には、なにができるんだろうか・・・・。
 
 と、この数日間考え続けている。

 悟りはひらけなくとも、存在の懐にちかづくことはできるかな?と
 ちょいと清い生活をしてみることにした。

 今までの私を知る人には、衝撃的!かも知れないね。

 朝は断食の影響で6時前に目が覚めた。シャワーにはいって身を清め、太陽に祈りを捧げた。 
 息子の天流川を学校に送りだし、仕事を始める前に、掃除をした。

 そう、禅でもなんでも、修行の最初は掃除からはじまる。
 きれいにしていないと文章の神様だって、降りてこられないんだから。

 それから、5年前から延々やり続け、出版にこぎ着けることの出来ない
 私にとって、愛すべきでも大変な原稿を書いている。
 ところがね、順調なんすよ。ほんとに、文字がすらすらってかんじ。

 ま、清い生活なんて、この私の性格からしてずっと続けられるわけじゃないとおもう。
 でもね、一日だけでもいいじゃんか。二日続けば、すごいじゃない。
 3日続けば?。私にとっては、奇跡だよ。
 
 そんな素直な、気持ちで、物事に向かっていけば、きっといつの日か
 扉は開いてくれる。 今の私はそう感じています。

   こんな私を、キチガイだと思う人は、思ってもいいよーーーーん。
   だって、私は流那=ルナティック を自覚しているもの。 


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