こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2002年06月21日(金)  禅スピリット体感ツアー&ホタルの幽玄

昨日、帰ってきたヤツらは、奈良を満喫してきたようで、満足げにしていた。
お好み焼き&タコヤキをおなかいっぱい食べたあとは、みんなコテっと眠ってしまった。

朝目が覚めると、まず一番にしたことは、天流川の学校への電話。
親戚が来ているので、今日は家庭学習をするといって休ませた。
こんなオモロイツアー、学校休ませて参加させニャーかわいそうよね。

で、車2台に分乗し、京都へ向かう。京都とはいってもそんじょそこらの京都じゃないぞ。

タイでご一緒させていただいた臨済宗妙心寺派の宝積玄承さんが貫主をつとめる東光寺に行って、
 座禅体験をさせてもらったのだ。

 亀岡にあるこの東光寺。周囲が緑に囲まれてて、ほんとうに美しい。
 無駄に豪華な装飾もなく、まさに禅寺という感じで、
 一歩足を踏み入れると、そこだけゆったりとした時間が流れていた。
 庭もすごくきれいに手入れされていて、まさに禅スピリット!という感じデシタ。

 宝積和尚は花園大学での授業のためいらっしゃらなかったが、玄徳さんというお坊様が案内をしてくれた。

 この方は、禅に惚れこみ、この寺に来て2年になるというスイス人。

 日本語はぺらぺらで、すでに日本語で新聞も読めるという。す、すごい。

 し、しかも、めちゃくちゃ男前でした(笑)。


 禅堂に案内していただいて、作法を教えてもらい、いざ禅体験。

 6才のあるくくんも、神妙な顔をして座禅にトライしていた。

 体験ということで10分程度だったけれど、それでも子供にはながかったろ
うに。

 ちゃんと足を組んだまま、大人しくしていましたよ。

 まあ、一緒に行った8名の中で、悟りに一番近いのは天流川王子かも知れないけれどさ。


 スウェーデン人のダンも、禅体験に感動してくれて、みんな「またきたーい」連発でした。

 この東光寺さんは、泊まり込みでの修行も受け入れているので、

 夏休みにでも、私もトライしてみたいと思っています。

 京都国際禅堂 的真塾 http://www.tekishin.org


 そのあとは、京都の町にくり出して、清水寺の周辺や三寧坂を散策した。

 お茶やさんで抹茶とおはぎをトライしたダンは、おいしーと喜んでいた。

 急に大雨が降ってきたので、車に戻って家に向かっている途中、一号車から連絡が。

「なあ、せっかくやから、ホタルみにいこうやー」
 

 なんてすばらしいアイデア!。

 私の家から30分もかからないところに、摂津峡という峡谷がある。

 そこは、この時期ホタルがわんさかわんさか、光りまくるという。
 
 でも、今年は例年よりも時期が早くて、ピークは過ぎたあとだったんだって。

 ホタルは残念ながら数えるくらいしかいなかったんだけど、すごくきれいだった。

 川に映るホタルの青い光がね、ほんとうに幽玄に美しかった。



 最近の私は、ずっと幸せなんだよね。

 ささいなことなんだけれど、自然と一緒に、自然に近づいて暮らしていると、

 ほんとうに幸せを感じることが出来る。


 みんな、外に出てね。風を感じてね。

 ちいさな葉っぱ一枚からも、幸せや愛情を感じられるようになれば、

 一日中ハッピーでいられるから。


 あなたが、今日も幸せでいることが、まわりのみんなを幸せにすることだからね。


 





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 だから、そのホタルは、めちゃくちゃ貴重なホタルだった!。





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