気分刊日記

2007年02月26日(月) 普通に堕落したい

土曜日は吉祥寺で3時間位ブラブラして買い物してから明大前まで歩いた。ああ、杉並世田谷の住宅街は良い。庭が良い、建物が面白い、微妙なお店が有っていい。学校とか公園とか公共施設とか建物も含めて微妙に味が有るし、何より流れている時間が都内の新宿や渋谷や丸の内なんかよりちょっと緩い。ここいら辺に住んでいる土地持ちの娘さんと結婚してアパートの家賃だけで収入を立てて細々と暮らしたい・・・。(なんてリアルに後ろ向きで卑怯な夢なんでしょう��)

そんな次の日は、セータやニット帽やマフラーや、その他ドライクリーニングのマークが着いている冬物を手洗いした。で、風呂場をカビキラーで掃除してみたり49日となるバア様の写真に花を添えてみたり、芽が出て来たジャガイモをマッシュしてニョッキにしてみたり主婦主婦な時間を満喫。(月に2回は三連休が欲しい!)

で、月曜日は確定申告や駐車場の更新など事務処理をするために会社を休んだ。天気もよくてラッキー!だったのだが、午前中に雑用を一通り済ませて南大沢まで『あなたになら言える秘密のこと』を観に行った。先週まで府中でも普通にやっていたのだが、モーニングのプレミアムスクリーンになてしまったので高く付くのでわざわざ南大沢に行った。(電車代を入れたらとんとんじゃないか?って気もする)

帰りに乗った電車が、途中の永山辺で人身事故のせいで乗り換えるはめに。で、事故現場の横を通る時に徐行になるんだけど、何となくまだ線路に血痕が残っていた様に見えた。天気いいのになぁ・・・。そんな感じの三連休!

『あなたになら言える秘密のこと』・imdb
 ちょっと暗い映画です。この監督&主演の前作「死ぬまでにしたい10のこと」も微妙に暗い映画だったけどね。どうなのかな、このテの映画で感動する女性って日本にどれだけいるのかなぁ。おいらみたいに夢見がちな男子の方がじ〜んと来ちゃうんじゃないかなぁ。

=====ここからネタバレあり=====
映画の中で最後に告白される彼女の“秘密”は、特に驚きはしない。[彼女が戦争を経験していると言うことは]ある程度始めに予測がつくのだけれど、それは映画のプロットとしてであって話の筋やテーマ的な点から言うと、[ユーゴスラビアやボスニアの紛争の人種感での争いの悲劇は]話で聴いたりたの映画観たりしたから頭では解っているつもりだけど、実際に実人生でそこまで自分の感情や行動や関係に弊害をもたらすと言うのはなかなか理解できない。

私が、9年前(もうそんな前)にサラエヴォに行ったとき、生活は普通に見えるのに街は復興からはほど遠いい状態だった。今思うと普通と見えていた人も心の奥底では更なる荒廃と未だ続く葛藤が有ったのかもしれない。人間生きて行くためには生活を続けなくては行けないけど、そのために心を殺すことも多分にあるのだ。それが、完全に報われることは無いしそれを理解し、救うのは無性の愛や善意ではなく、同じ苦しみと葛藤を知る者でしかないのかもしれない。

それに、理解したり救うなんて言うのは驕りで、お互いの抱える苦しみや悩みは何処まで行ってもそれぞれのものであり、どんなになめ合っても消えることの無い傷跡として、自分が裸になった時に相手も自分自身も直視しなくてはならないのだ。それでもこの映画で気付くのは、その悩みや苦しみを自分が抱えていると言うことを誰かが知っていると言う事実が有るだけでいくらか安心できるのかもしれないと言うことかな?

そんなことも含めて、なんでティム・ロビンスってのは無条件で愛される「CODE46」とか、又は自然に心を開かせる役が多いんだ。ハリウッドの役所広司か?すんごく図体でかくて知的で懐が深くて、なのに時々知的にスローな感じまで見えてしまう49歳だ。羨ましい。


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