羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦

2003年02月14日(金) 新しい読書日記

かわいいアイコンつきテーブル表示のレンタル日記を見つけたので
暮れからつけている読書日記をこちらに移すことにした


以下は今日の分


ロンドン上 エドワード・ラザファード集英社 

ロンドンに住む4つの家族の浮き沈みを、カエサルのブリタニア侵攻から近代までを追った壮大なドラマ
初めに登場するのは名もない漁師、ケルト人の彼が、敵であるローマ人と向かい合ったり駆け引きしたり
結婚して子どもを産んだりしていくうちに、時代がローマンブリテン、サクソン侵攻、ノルマンコンクェストとどんどん変っていく
漁師の子孫で髪に白い房、手の指に水かきのついたダケットの家のものが、時には武具職人、あるときは売春婦
食料、雑貨商だったりするが、みなその時代を地に足つけて堂々と生きているのがいい。
上巻末に出てくるにせもの錬金術師シルヴァースリーブスが、ダケットの親方バーニクルをだまして金を巻き上げ
大商人ブルもだましてその娘と結婚しようと画策するところなど、淡々とした語り口なのに面白くてたまらない。
歴史的な事実、ノルマンディー公ウィリアムの登場がメインになっていて、十字軍の遠征、黒死病(ペスト)の蔓延
ワットタイラーの乱、チョーサーのカンタベリー物語と、高校の世界史で習ったことが続々とでてきて
歴史好きなわたしにはわくわくする本だ。



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