| 2003年02月28日(金) |
華麗なる宮廷 ヴェルサイユ展@東京都美術館 |
ヴェルサイユの庭を息を切らしながら全速力で走ったのが、もう2年も前の話だなんて時が経つのは早いです。 ルームメイトのMちゃんが「どうしても○○噴水まで行きたいの!」とか言うので(○○の部分は名前忘れた!) 集合時間ギリギリの強行スケジュールで、宮殿からまっすぐ伸びる道を走って、途中で息を切らして休んで(笑) ほぼパークの中心まで全速力で行きました。 景色はとても綺麗で、緑いっぱいの澄んだ空気の中に聳え立つ宮殿を遠くから一望できで、良い体験だったけどね。 肝心の噴水はと言うと……噴水でした。普通の〜。真ん中には馬に乗った人が居ました。 ブリュッセルの小便「娘」の方がインパクトあったわ(おぃ) 一応は記念撮影をして(見事にピンボケだったが)、また息を切らしながら宮殿まで走って帰りました。 さっきまでは晴れていたのに、途中で雨が降ってきて濡れました。 その姿を見た添乗員さんに「君達はどこに行ってたんだい?」と驚かれて、「○○噴水」と答えたら 「あんな遠いとこまで良く行って帰って来たね!すごい!」と言われちゃいました。 私とMちゃんはヴェルサイユに行く前日に、ホテルから凱旋門へ行き、そこから続くシャンゼリゼ通りを 端から端まで歩き、尚且つその先のオペラ座まで歩いて行ったの。途中でマキシム ド パリの本店で休憩したけど。 もちろん迷子にもなりましたし、無意味にヴィトン本店とか入ってみたりしたけど… それで相当お疲れなのにヴェルサイユの大庭を全速力で走ったものだから、ホントに疲れました。 うら若き17歳の乙女も、これには堪えて、帰りの飛行機では爆睡してましたね。 そんな暴れ者のヴェルサイユ訪問でしたが、宮殿内もちゃんと見学してましたよ! 記憶に残ってるのは「鏡の回廊」と「タペストリー」と「マリー・アントワネット」関連の展示品くらい。 あの時の旅は他に目的があって、たまたま2.3日パリに泊まってただけなので観光の事は下調べせず 時間が出来たから「じゃぁどっか行く?どこが良い?」と、その日の朝に決めてたので もっと準備してれば別の感動があっただろうな〜と思います。
前置きが長くなりましたが。そんなワケで、ヴェルサイユを小走りで通り過ぎた私が見た、展示会の感想です。 平日のお昼に行ったので観光客のオバちゃん&オジちゃんがウジャウジャ!!あんな時間に行くモンじゃありません。 いつもは学校帰りの夕方、閉館の1.2時間前に行くのが普通なんですけど…。 それでも混み混みの館内を隈なく見てきました。 会場の装飾がとてもヴェルサイユに忠実に頑張って作ってあるという感じで、トロンプレイユ(だまし絵) が沢山設置されてて「あぁ、こんな柱とかあった〜!」って、壁に描かれた絵を見て思い出しました。 本物の宮殿には負けまくりだけど、雰囲気はちょっとだけ伝わってきて良かったです。 大学の先輩が、このヴェルサイユ展の基間中にパリに旅行していたらしいけど、もしヴェルサイユに観光に行ったら 全然面白くないだろうな〜。だって、こんなに沢山の重要な展示品が東京に出張中だから。 ホントにこんないっぱい東京に居て良いの?ヴェルサイユの観光人に怒られちゃわないか?って心配です… まぁタペストリーくらいだったら何十枚も同じようなのがあるから数枚くらい許してもらえそうだけど マリー・アントワネットの肖像画とか、堂々と東京に来てても良いのかねぇ?(笑) ルイ○世の皆さんにも「またお目にかかれましたネ」とご挨拶。 とにかく「あぁ、この絵は見た事ある〜」または「ガイドで聞いた」という印象深い絵が殆どで、 ヴェルサイユ宮殿において重要な絵画が大量に持ちこまれており、充実していました。 ナポレオンの戴冠式�△粒┐藁�石にありませんでしたが、展示室の最後のセクションのわずかなスペースに 遠慮がちに設置してあったナポレオンの肖像画を発見した時はフクザツな気持ちになりました。 しかも、あんまり見物人に注目されていません。みんなナポレオンの前を平然と通り過ぎて行きます。 やっぱり「太陽王だ〜」「マリー・アントワネット様〜」みたいな方が日本人好みみたいですね。 私も華やかかりし時代が好きな人間なので、ナポレオンの前にはそんなに居ませんでした。
絵の他にも陶器の器やベットやカーテンやアクセサリー等が展示してあって、すごく面白かった! ヴェルサイユの写真もパネルになって並べてあり、例のパークの写真を見た時は走った思い出が蘇ってきて、 「こんな美しい庭を爆走してるじゃじゃ馬娘なんて滅多に居ないんだろうな」と飽きれてしまいました。
でも、やっぱり本物の宮殿を見てる者にとっては何か物足りませんね。 だけど、海外で美術館に行っても、旅のスケジュールや異国の見物人の隣ではじっくりと見られないのが現状で 日本だと時間は自由に作れば良いし、隣のオヤジにぶつかっても、お構いナシにたっぷり見てられるから もしかしたら良いのかもしれない。 いつかヴェルサイユに行ってみたい!と思ってる人には予習するにはとても良いチャンスだし、 一度ヴェルサイユに行った人にとっては、思い出を振り返って楽しめると思います。 あと「ヴェルサイユのばら」(ベルサイユだっけ?)を読んだ事がある人にとっても面白いかも。 私も高校1年生の時に、授業中にあまりにも暇だったので、隣の席の子が読んでいた漫画を借りたら 偶然それが「ベルばら」で、読んでみたら結構泣けるし(というか授業中にマジ泣きしそうになってた/阿呆) 舞台背景なんか、めちゃくちゃリアルで本物という感じです。登場人物の服とかも素晴らしい描き込み! ルームメイトMちゃんは熱心な「ベルばら」フリークで、宮殿内外ではしっかりガイドしてくれました。 だから好きな人が行ったら、とても楽しめるし感動も大きいとおもいます。
そーそー、それで「ベルばら」の話になっちゃうんだけど。(展示会の話は終わり!) 私があの漫画読んでたのって高校1年生の終わりくらいで、2年生になっても続きを読んでたのです。 もちろん授業中だけよ。1年生の頃はクラスメイトもスレてなくて、授業をマジメに受けてたので 漫画を読んでたり、副業してたりする子は居なかったのですが、私は1年生の頃からダメ生徒で 授業中に他の課題(堂々と着物作ってる/笑)やってたり、課題がなかったら友達に手紙書いてたりしてました。 それでもやる事がなかったり授業が詰まらないと、寝てるかボーっとしてるかで、全く不真面目でした。 ある日、何にもやる事もなくて、眠くもなくて、ボーっとするのも何だなぁと思っていたら 隣の席の子が「漫画でも読む?」と言ってきたので、あんまり漫画は読まない私ですが、暇なので読む事に… その漫画が「ベルばら」だったのです。読み始めは「絵が古過ぎて、目が光ってて、なんて読み難いんだ」 と苦労しながら読んでいたのですが、話の内容に妙にハマってしまって、そのまま読み続けました。 如何せん、読むスピードが並の若者より遅いので、全てを読み終わるのに何ヶ月もかかりました(授業中だし) それで学年が変わって、新しいクラスになっても読み続けていました。 新しいクラスと言っても「被服科」は2クラスしかないから、クラス間の仲もとてもよくて、クラス替えをしても みんな友達という感じなのですが。(クラス変わっても変わった気がしないくらい被服科は仲が良い) それでも、1年の時は隣のクラスで、1度も喋った事のない子とかも居るワケで そういう子が「新しい友達」として仲良くなって行きました。 んで、その新しい友達の中に、すこぶる可愛い子が居ました。名前はRちゃんと言います。 ホントに彼女は可愛いです。肌がめちゃくちゃ白くて、目がとっても大きくて、背が小さくてお人形さんみたい! あまりの可愛さだから、普通科のいじわるな生徒にイジメられてるくらいなんです。マジ可愛い!! 目を疑いたくなるくらいの可愛さで、話かけるのも怖くて、クラスが違った時は全く交流しませんでした(笑) どんな性格の子なのか知りませんでした。でも、悪い噂は流れてこないし、クラスのムードメーカーらしい。 そして2年になるとRちゃんと同じクラスに。 担任の先生は1年の時と変わらずに頑固で厳しい(?)サトミ先生。 あーぁ、この先生だと楽しい高校生活も灰色になっちまうぜ!でも怖くて立ち向かえないし、大人しくしてるか。 と、この恐ろしいサトミ先生の前ではサボり魔の私も、良い子な私に大変身して過ごしていました。 ですが、その恐ろしいサトミに立ち向かう生徒が2年生になって現れたのです。 それがRちゃんと、Rちゃんの親友のKちゃん。彼女達は凄まじい勇気(?)とツッコミ力を持ってる女の子で あの頑固で殆ど表情を崩さないサトミを困った顔にさせちゃうくらいの芸人でした。 私はRちゃんのあの美貌で性格があんな「ひょうきん」だなんてギャップに驚かされました。 親友のKちゃんもとっても可愛い子なのに、Rちゃんとの漫才コンビって感じ。2人とも良い人でした。 しかも2人とも揃って下ネタ大好きと来たモンです。体育では卓球やバスケで大暴れしてるし。 すごい可愛いくて、すごいパワフルで、すごい話が面白い子です。友達作りも積極的で私もすぐ仲良くなりました。 オマケに授業を殆どマジメに受けてないって所が共通点で(笑)気が合いました。 うちらが授業中に他の事をやっているのが、どんどん周りのクラスメイトにも伝染して行って 2年の2学期くらいには、みんな授業中はダルダルでした(おぃ) そして、当たり前のように授業中が漫画タイムと化したクラスが出来てしまいました。 女子校だったから、漫画買ってる子も多かったのかなぁ。みんな、色々な漫画を持っていました。 私は自分は全く漫画を持っていないので、いつも借りていました。と、いっても「ベルばら」だけど(笑) それで、まだ「ベルばら」を読み終わっていない私は、授業中に頑張って読んでいました。 席替えで一番後ろの席になり、読み放題になってからは一気に読みました。休み時間も読んでいたら Rちゃんが(彼女も勿論授業中に漫画を読んでいる)「Sはなんの漫画読んでんの?」と言ってきたので 「ベルばら、あと少しでやっと読み終わる!」と答えたら「へ〜。あたしもたまには古い漫画読んでみようかな」 と言ってきたので、Rちゃんに回す事になりました。Rちゃんは読むのがとても速くて、どんどん読んでました。 そして、1.2.3巻と進むにつれて彼女はどんどんハマって行きました。ある日、 「S、ベルばらかなりイイよ!すげー泣ける!!どうしよう、私、借りるのがアレだから買っちゃった!!」 と、なんと彼女は全巻を買って、ほとんど徹夜で読破しようとしたのだけれど、朝になって間に合わなかったので 学校で授業中に読もうと自分のベルばら単行本を持参していました(笑) それからというと、もう大変です。Rちゃんは「私、漫画家になりたいかも」などと言い出して 他のクラスメイトと一緒に交換ノートに漫画を描き始めたのです。 しかも絵が凄い。絵が凄い上手…というワケではなくて、何が凄いって、絵が「ベルばら」みたいなのよ!! 70年代の少女漫画みたいな絵を描いてるんですよ。髪の毛カールでリボン付いてて目が大きくて…って感じの。 ヘタ巧な絵なんです。ヘタで素人臭いんだけど、どっか才能を感じられるようなパワーに満ちた漫画。 タイトルはたしか「和やかにして股開き」……えっエロ漫画!!?(爆笑)タイトルも今時ぢゃないし。 通称「なごまた」の名でクラスメイトに回し読みされていました。 話の内容はめちゃくちゃシリアスで(それこそベルばら並にディープ?)、笑うシーンとかはナイはずなのに 絵が凄過ぎて思わず1コマずつ笑ってる状態。すっごいヘタなんだけど、すっごい頑張って描いてるのが伝わってきて ツッコミどころ満載で大爆笑。もう「なごまた」が連載(?)されてからと言うものの 授業中はそれを読んで暇を潰していましたし、Rちゃんも授業中に漫画を描いていました。 Rちゃんは「ベルばら」以外の池田理代子先生の漫画も読み始め、「理代子様ファンクラブ」とか言って 活動してました。かなりマニアになって、日常を楽しんでいました。 池田先生は声楽か何かの勉強をしてて、CDも出しているとの事で、そのCDを買ったり 今は漫画を描いていない池田先生にファンレターを送りたくて、送り先がわからないので ベルばらの出版元の講談社に電話して問い合わせてみたり…とにかくマニアになってました。 極めつけは、なんと池田先生とRちゃんの出身小学校が同じだという事!!!それを知った時の彼女の暴れっぷり (感動で)といったらすごかったです…。 私がロック好きなのと同じような感じで、Rちゃんも池田先生の漫画が大好きになってました。 Rちゃんが「これも全部Sがベルばらを教えてくれたおかげ!!ありがとう!!」と手厚く礼まで言われました。 ベルばらが生んだ、ワケわかんない友情です。彼女とは他にも色々ありました。 九州の修学旅行も何故か同じ部屋で、夕食後にベランダで長崎の夜景を堪能していた時です。 私;「わ〜!すごいね!!長崎だーー!」 R;「う、うん…」 私;「?どうしたの?なんか元気ないよ、大丈夫?」 R;「べ…便秘で。あと、さっき夕ご飯食べ過ぎた。バナナ一房食べたのがマズかった…」←大食い。 私;「え!ちょっとそれ食べ過ぎだよ〜、死ぬな〜、出して来ーい(笑)」 R;「ううう…ちょっとゴメン!!ジャンプ!!!」 …とか言いながら、いきなり私の横で飛び跳ねたと思ったら… R;「プーゥゥ!」 私;「ぎゃーーーー??!!」 R;「はぁ、スッキリvvやっぱ【ジャンピング屁こき】は出しやすいね」 私;「!!!!ジャンピング屁こき!!??っつーーーーか、臭過ぎてクラクラしてきた…」 R;「ちょっとトイレ行ってくるよ〜」 そう言って、トイレに駆け足で行ったRちゃん。ベランダには異臭が消えません。 クラクラになってると、Kちゃんがやって来て「なんか臭いけど、またRちゃんのおなら?」と言ってきた。 私は「うん。Rちゃんのおならは臭い臭いって聞いてたけど、マジでヤバイ。倒れそう、しかもこんな近距離で 食らったから、もうダメ」と崩れかけているので、Kちゃんに大笑いされました。 名前まで付いてる【おなら】なんてヤバイよー。ほんと臭かった(苦笑) あんなに美貌は可愛いのに、性格がお下品過ぎです。
そんなRちゃんとも3年になってクラスが変わってしまい、怒涛の日々は平穏へ… 高校を卒業して、そういえばRちゃんはどの学校に進学したんだろうか?と思っていたら 大学の食堂でバッタリ会った(笑)なんと同じ学校でした!! お互いビックリし過ぎ。まぁ卒業式はゴタゴタしてて、進学の話とかしなかったからねぇ。 それでも嬉しくて、飛び跳ねてました。 飛び跳ねながら「もうジャンピング何とかなんて、ここではやってナイよね?」って聞いたら Rちゃんは「え…」ととぼけた顔をしました。彼女と一緒にいた、新しく出来た大学の友達が笑いながら 「やってるよ、Rは。すっごい臭いから〜」って言うから「もぉ〜まだやってんの!?」と大爆笑。 友達は「いつも理代子様〜って言ってるし」と付け加えたので、「まだ理代子先生好きなのね」と言ったら Rちゃんは「Sだってまだロック好きだろ〜?」と言われてしまいました。 お互いまったく変わってないので、それでまた笑ってしまいました。 Rちゃんとは全然学科が違うので、たまにしか会えないけれど、たまに会っては意気投合してます。 私がヴェルサイユ宮殿に行って来たと言ったら、一番羨ましがってたのがRちゃんでした。 てか、Rちゃん以外の友達は羨ましいとかいう感情はまったくなかったけれどね。 私の中で「ヴェルサイユ=Rちゃん」という図式が出来てるくらいです。
手前味噌話がこんな長くなってしまいました。何だったんだろう、この日記…。
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