思
yocchan




 夏の庭

という本をご存知の方はいるだろうか?
湯本香樹実さんという方が書いたものなんだけども


要はおじーさんと子供達の話なんだけれど
ちょっぴり自分と重ね合わせて、不覚にも(?)感動した


これと似た映画も見たことあるんだけども
それでも感動した記憶がある


俺は割と昔の記憶がある人間で、母方の祖父が死んだ時(2歳か3歳)の記憶もある
でも、その祖父と遊んだという記憶はない

もちろん、母の実家とは離れているために、本当に遊んだことがないのかもしれないが


初めて�犹爿瓩箸いΔ發里鮓�たのは、父方の祖父(一緒に住んでた)だった

俺が18の時に死んだのかな
結構ショックだった

葬式の時に泣きはしなかったけれども


昔から�犹爐鵑世蕕匹Δ覆襪里世蹐Α��瓩隼廚辰燭海箸呂茲�あった
死んだ人を目の当たりにして、考え込むことは経験したことがなかったし
何よりも自分が死んだことがないので、まったく想像もできなかった


ある日から、祖父はいなくなった


今まで使っていた湯飲みも、テレビも、ラジオもそのままで


�爐い覆�なってから、その人の事に気付く��

そうだと思った

親にしろ、恋人にしろ、友人にしろ
当たり前にいる間は、意識などすることもなく過ごす

いなくなってから、その人が自分にとってどうだったか気付く

いい意味でも、悪い意味でも


俺の場合、両親は共働きで、専ら祖父と祖母と行動を共にした
じーちゃん、ばーちゃん子だなぁ、と今では思う


祖父が死んで、今まで祖父がいた場所は、まるで今まで何もなかったかのように毎日が動き出した
今でも祖父の部屋は当時のまま残っているけれど、それ以外に祖父が生きていた証を見つけることは困難
今となっては、もうその存在を示しているのは、祖父の部屋と遺影だけ
そんなもんなのだろうか


�爐發辰箸いせ劼砲靴討譴个茲�った��

今でもそう思う

�犧埜紊遼召澆鬚�なえてあげたかった��

祖父は死ぬ間際に、家に帰りたいと言った
自分が何十年と過ごした自分の家に


祖父が家に帰ったのは、冷たくなってから
�牴箸任鰐姪櫃鮓�ることができない��
そう家族は言い、連れて帰ることはなかった

あの時、祖父はどんな気持ちだったのだろう?
失われつつある意識の中で、何を見ていたのだろう?




家族の中で本を読むのは俺だけ
誰も本を読まない

祖父はよく読んでいた
頭のいい、我慢強い人だったから、本を読むのを苦痛と感じる家族とは違うのだろう

家族の中で一番の祖父に近いのは俺かもしれない
でも、俺もたった18年しか一緒にいなかった

でも、もっと長くいる祖母よりも、その18年間については誰よりも詳しい
何を考え、何をしてきたか

学校に行っている間以外はずっと一緒だった



一歩でも近づきたい
あの、素晴らしかった祖父へ


もっと頑張りますね
出来の悪い孫より

2003年01月07日(火)



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