2006年05月31日(水) : いっそベタ

 いやー、昨日、友人と遊びに行って色々話したんですけどね。
 最近、こう、「萌える」じゃなくて、「燃える」展開のアニメとかってないよねーという話が出て(ヲタクですので)。
 いっそ、古式ゆかしい5機合体ロボットものなんかいいね! 1号機の主人公は、今や絶滅危惧種、レッドデータに載せて保護してもらいたいような、正統派熱血ヒーローで、2号機のパイロットと微妙に(ここ重要)反目してるといいよ、と。勿論、2号機は長髪ニヒルな美形で、時々、5人の和を乱しちゃうような、一匹狼タイプで、主人公を認める一方で、ヒロインをめぐって微妙に対立してしまうんですよ。ヒロインは勿論4号機で、胸は大きくてもnot萌え系(笑)。主人公をひっぱたくほど気は強いけど、ピンチには素直に「キャー!」と悲鳴を上げてしまって、最終的には主人公とくっつくわけですな。
 いいねいいねえ(笑)。当然、3号機は「気は優しくて力持ち」で、5号機はお子様でね! で、敵方には、宿命に縛られた美形悪役が居るのね! 誰ですか、「それ何処のコンバトラーV、それともボルテスV?」っていうのは。十三は美形キャラとは……(大概失礼です)。めぐみはめぐられてない……(もういいって)。
 
 創作者なら、ないならないで、いっそ自分で書くか、となるもんですが、ロボットもの小説なんか、SFの素養がないと書けませんわなー! それに、熱血ヒーロー自体を書ける自信そのものがありません。大好きなんだけどなあ。
 だから見たい(苦笑)。

 よく「手垢がついて使い古された」と、王道ネタは言われますが、それだけ何度も繰り返し使われるネタというのは、それだけ多くの人に愛されてる証なんじゃないのかなあ、と思います。
 そんなこんなで、ベタな王道展開小説を、ひっそり生産するのでした。『Shadow Saga』はかなりベタだと思ってますよ、ええ。あーフリードリヒが主人公だったら、本当に正統派なヒロイックファンタジーだったのに(笑)。









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