| 2005年10月26日(水) |
東京国際電影節第3天(2005年11月UP) |
本日は放暇なり。 東京国際電影節にて3本鑑賞。
■我睇0左「17歳的夏天」
 電影節上映時のタイトルは「Aサイド、Bサイド、シーサイド」
作品の内容に触れています。 感想をご覧になりたい方はマウスを反転させてどうぞ。
高校卒業前の記念に長洲島旅行に来た仲良し女子高校生4人組。 を描いたAサイド。長州島出身ながら香港で働いている女性が 久しぶりに帰郷して幼馴染と再会するシーサイド。 Aサイドのメインの女の子のその後を描いたBサイド。
卒業アルバムを1枚1枚めくるような映画だった。 冒頭にBサイドの最初の映像が映り、最後にそのシーンが 再びリフレインされる。 長州島は香港のガイドブックなどで知っていたけど 動く人物と一緒にスクリーンで観たのは初めて。 海に沈む夕陽が美しかった。 そしてAサイドに登場する民宿へ向かう夏の太陽の降り注ぐ 坂道は毎夏、子供の時に訪れていた四国の田舎の祖父母の家 へ向かう道を思い出させた。 それにしても女子高校生の夏の制服が短い。 私だったら制服でパスだな。
上映後TI有り。しかし開始まで結構時間がかかる。 陳榮照導演はなかなか人の良さそうなおじさん。 ちょっと驚いたのは島を訪れた欧州人が北京語で問いかける けど女子高校生たちが理解出来ないというシーンがありましたが という問いかけに対して導演自身北京語を話すことが出来ないので そんな自分を投影したというところ。
■我看了「我們倆」

電影節上映時のタイトルは「私たち」。 今年コンペ作品の中で唯一観た作品。
作品の内容に触れています。 感想をご覧になりたい方はマウスを反転させてどうぞ。 この映画のシノプスを読んだ時、老人、少女、 四合院というキーワードから【静】の映画を想像して眠くなること を心配したけど、その心配はなかった。
四合院の部屋を借りに来た大学生の少女と四合院の主である 老婆がしだいに心を通わせていくという物語。 老婆は守銭奴。部屋を借りた少女にいろいろ難癖をつけて いくが少女も負けていない。 (電話の配線を自分でやってしまうところとかすごい)。 緊張した面持ちの少女と強がりな老婆のふたりの表情が 時を経つにつれて柔らかくなっていくのが印象的だった。 登場人物のシチュエーションから映画のラストは予測は していたけど一瞬、彼女にだけ訪れる哀しい静寂のシーンに 思わず涙してしまった。 映画自体はさっぱり簡潔に描いているなと思った。
こちらも上映後にTI有り。 馬儷文導演と宮哲が登場。 しかし司会がクロさんだった。彼女が司会だと ミーハーなTIになってしまう…。
この映画で老婆を演じた金雅琴は84歳の北京の劇団所属の ベテラン女優で映画出演はこれが初めてだとか。 「我們倆」は映画作品だがメインとなる舞台は四合院なので 舞台にも出来そうな作品だと思う。 そして少女を演じた宮哲は美術大学の現役女子大生で こちらも初映画出演。演技経験のあるベテラン女優と 演技することが初めての新人女優のふたり演技が スクリーンから伝わってきた。
「我們倆」は馬儷文導演の経験を基にした作品だと 導演自身が語っておられました。 TIの質問の中で『この作品は省略が多いが?』の 問いに心の中で作品は導演のものなんだから 省略した撮影でも構わないんじゃない?と思った私。 その問いに対して馬儷文導演の『私はこの撮り方がベスト だと思ったのと今の私の経験からはこの撮り方しか 思いつかなかった』という回答が印象的だった。
TIの最後にクロさんのミーハー質問『おふたりともお肌が 真っ白でお綺麗ですけどどんな手入れされているのですか?』 に苦笑。私的には宮哲ちゃん、前髪を切るか上げるかした方が いいかも。
ところで東京電影節終了後に公式パンフレットを読んでみたら 馬儷文導演の前の作品「世界上最疼我的那個人去了」は 過去に亜細亜の風で上映されている。 これ観に行ったんだけど開映に遅れてしまったのと すごく疲れていた時に観たのであまり印象に残っていない(爆)。
老婆役を演じた金雅琴は最優秀主演女優賞を受賞。 おめでとうございます。
★我睇0左「AV」

本日3本目。レイトにて鑑賞。 彭浩翔導演のことは昨年の彦祖出演「公主復仇記」にて知った。 昨年観たこの映画がなかなか良かったのと香港在住のEさん 一押しのお勧め電影ということでこれは是非観なきゃと 戯院に足を運ぶ。この映画はYさん、Hさんも一緒に鑑賞。 で感想は↓
作品の内容に触れています。 感想をご覧になりたい方はマウスを反転させてどうぞ。
出演している俳優たちは作品は観たことはあるけど 詳しくは知らない俳優たちばかりだったので 楽しく作品を観ることが出来た。 日本の三級片女優と『やりたい』だけの欲望から 架空の映画会社を設立して三級片女優女優を呼ぶところ から彼らがいろんな体験をしてさりげなく何かを掴んでいく。 エロを題材にしているけど全然エロさを感じさせず むしろ爽やかな青春映画だった(^^)。 三級片女優女優の本宮まなみ(本人役で出演)の経理役 の名前が亜細亜的風のPDの名前そのまま^^;。
印象に残ったのは周俊偉演じる役が終盤で 『学校で学んだことは役に立たないと思っていたけど 今、(架空の映画撮影の奮闘で)こうしてやっていること は全て学校で学んできたばかり』だという台詞。 私も学生時代学校で学んだことは社会に行ってから 役に立つのかな?とかマジで考えたことあった。 周俊偉演じる役みたいに顕著に役に立っているかどうかは わからないけどさりげなくは役立っているんじゃないかな。
この映画もTI有り。彭浩翔導演と本宮まなみ嬢が出席。 当初上映前にPV上映がある予定だった が都合によりなくなった為、TIを聞くことが出来た。 (PV上映があったらTIを聞いていたら終電が間に合わないので。) 彭浩翔導演昨年に引き続き喋りまくる(笑)。
そして質問する人の男人の比率が高い。 もしかして皆さん、本宮まなみ嬢迷なのかな?
|