夜の駅のホームで急行電車を待っていました。 僕の隣りに、ほろ酔いのオジサンが並びました。 やがて、後ろに数人の女性たちが並びました。 すると、オジサンがけたたましい音を立ててオナラをしました。 オジサンは何事もなかったかのようなすました顔をしていたため、後列の方々の間では僕が発したことになっていたのでしょうか。 僕はこのまま、平然とここにいて良いのでしょうか。 かと言って今、この場を離れたら余計にあやしまれるでしょうか。 そしてこのあと、僕は後列のみなさんと一緒に電車に乗るのでしょうか。 その場合、僕はどんな存在でいたら良いのでしょうか。
悩める僕は電車に乗り、オジサンの身代わりとしての役目を果たしました。 そんな僕の苦悩を、オジサンは知らない。 |