ゆれるゆれる
てんのー



 高校がなくなるYO

 なんだか母校の高校がなくなってしまうらしい。

 少子化で大騒ぎの中、再編の波をもろにかぶった、というところだろうけれど、それにしてもあっけないものだ。

 しかも、なにげなく某巨大掲示板を見ているとその母校のスレッドがあったので、覗いてみると叩きのめし祭り上げの嵐。興奮のあまり「氏ね」がそのまま「死ね!」になっている。はあ。

(関係ないけど、掲示板の表現というやつ、面白くて注目している。片仮名のシとツ、ンとソあたりの書き換えは単純だけど、ケコーンとかハケーンとかいう表現、よーく考えていくと、日本語のリズムとか音とかについて、一般の日本人がどういうふうに捉えているか、すごくはっきり見えてくる気がする。これこそが、人間に密着している正しい日本語なのにね。優等生である日本語オタク諸先生にはわかんないだろうな。)

 話がずれた。

 母校(以下D高としよう、ドキュンだから)の評判はこのところひどい。やれ国公立進学者が一ケタ台しかいない。やれ風俗の女の子の出身校ランキングで指折りの上位(広島市内)。統合なんてどうでもいいから早く廃校にしてください。娘が怖がってバスに乗れません(地域住民の声)。

 たった数年で変われば変わるもんだ。

 俺がいた頃はせいぜいチャリンコで帰宅途中に子どもをひき殺しちゃうくらいだった(すごい急坂&細道なの)。周りの高校と比べても露骨に野暮ったかったけど、まあそのぶん素朴だったし。

 教育実習に行った3年前も、そんなに変わってねえなと思ったのになあ。
 県教委の計画だと、海ぞいにあたらしく理数系のトップ進学校を作るらしい。そこに組み込むということで、まあつまり跡形もなくなってしまうということらしい。

 まあいいや、がんがれ。去年の偏差値42という報道にはさすがに呆然としたが時代の流れ、人の流れが変わったんだと思うことにしよう。

 そしてさらば母校。

2003年06月06日(金)
初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加